【アニメレビュー】シリーズ屈指のお笑い&セクシー回が期待どおりでファン歓喜! オチも最高!『鬼平』第五話「谷中・いろは茶屋」レビュー

1702_onihei05.jpg TVアニメ『鬼平』公式サイトより

『鬼平犯科帳』(作:池波正太郎、文藝春秋)シリーズのほぼ唯一のギャグ要員であり、癒しの存在・木村忠吾(あだ名はうさ忠/演:岡本信彦)。火付盗賊改方の同心=長谷川平蔵の部下でありながら、剣の腕はまるでダメ、女とうまいものにとことん弱いが、バカ正直で嫌味のない性格で、同僚からも読者からも人気の愛されキャラだ。 

 そのうさ忠にスポットが当てられたエピソードとあって、放送前から期待していたTVアニメ『鬼平』(テレビ東京系)第五話「谷中・いろは茶屋」だが、期待以上に楽しかったので、その内容を紹介したい。

 冒頭、初っ端からうさ忠と「いろは茶屋」のお松とのHシーンから第五話は開幕! いきなりのセクシーシーンに「アバンからいきなりセックルシーン!」とネットも大盛り上がり。そしてお松にほれ込んでしまったうさ忠が、アホかというぐらい通いつめ、亡き父から託された遺産もすっかり使い込んでしまった……という展開へ。

 相手のお松にも、商売抜きにそれなりに好意を持たれている、というのがうさ忠らしいところ。火付盗賊改方の同心といえば、現代なら凶悪犯罪専門の刑事なんだが、殺伐とした雰囲気がまるでなく、人から好かれやすいというのが、アニメでもよく表現されていたように思う。

 その後、何故かドヤ顔でいろは茶屋に通いまくったり、仕事中でもテカテカしながらムフーと鼻息をもらしたり、資金が尽きて号泣してみたり、実に多彩な表情な表情を見せてくれたうさ忠。なぜかBGMも無駄に格好良かったり、コミカルだったりで、演出と相まって思わず吹き出してしまうほど笑わせてもらった。

鬼平犯科帳 64

鬼平犯科帳 64

「一本饂飩」も、いつの日にかぜひアニメに!

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