世界各国でアニメーションの国際映画祭が開催されているが、特に“世界4大アニメーションフェスティバル”と称されるフランスのアヌシー、クロアチアのザクレブ、日本の広島、カナダのオタワの各映画祭。9月25日(現地時間)にオタワ国際アニメーションフェスティバルが閉会し、今年の“世界4大アニメーションフェスティバル”の結果が全て出揃った。
4大フェスのうち、日本作品では短編の『水準原点』(折笠良)がザグレブとオタワで受賞。さらに『水準原点』はアヌシーでもノミネートと、3つのフェスで受賞・ノミネートとなった。
同じく3つのフェスで受賞・ノミネートされた日本作品は、短編の『サティの「パラード」』(山村浩二)。『サティの「パラード」』は広島で受賞、アヌシーとオタワでノミネートとなっている。
このほか2つのフェスで受賞・ノミネートとなった日本作品もある。いずれも短編の『FEED』(岡崎恵理)、『The Eye of The Storm』(平岡政展)、『何も見なくていい』(伊藤圭吾)、『ディスイズマイハウス』(大河原亮)だ。
それぞれ『FEED』は広島で受賞とアヌシーでノミネート、『The Eye of The Storm』は広島とアヌシーでノミネート、『何も見なくていい』はアヌシーとザグレブでノミネート、『ディスイズマイハウス』はアヌシーとオタワでノミネートである。
上記のように、複数の映画祭で受賞・ノミネートされるだけでも、充分ハードルは高い。4大フェス全てとなると運を天に任せるほかなく、まさに至難の業と言ってよい。各々のフェスに特色があるだけでなく、その時々の予選・本選での審査傾向に左右されてしまうからだ(しかも広島は隔年開催のため、2年分の作品が対象となる)。
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