次回は古美間研介と『古畑』がまさかのコラボも、完結編は劇場で!?『真田丸』ざっくりレビュー

 というわけで今回も面白いは面白かったのだが、意外と話が進まなかったな、と感じたりもした。同じ感想を持った人が多かったのか、Twitter上などでは「話数と年数の消費ペース」が、ファンたちの間で話題になっていたりする。

 武田氏滅亡が1582年(第2~4話)。その後、本能寺の変、1584年に信繁の婚約があって、『真田丸』ではサラッと触れたぐらいだったが、賤ヶ岳の戦い、小牧・長久手の戦いを経て第一次上田城決戦が1585年(第13話)。真田氏が秀吉に臣従して、北条が今考え中、というこの第21話が1589年。出丸・真田丸が火を噴く大坂の陣は1614、15年の出来事だ。

 ドラマで触れる1582~1615年の33年間中、全50話のうち21話まで使って6~7年しか時間が進んでいないのだ。信繁=堺雅人も、設定上まだ20歳ぐらい。「関ヶ原が終わってからは有働さんの一言で10年ぐらいすっとばすつもりだな」「関ヶ原と大坂の陣はそれなりに話数をかけるとして、その他の部分をどう処理するのか」「完結編は劇場だな、間違いない」という声も上がっている。本当、どうするつもりなんだろう……。

 なお、「来年の大河がつまらなさそうだから、来年も『真田丸』でいいんじゃね?」「なんかスイーツっぽいし、本当にそれでもいいかも」と、ネット上では来年の大河ドラマ『おんな城主 直虎』が早くも叩かれたりもしているが、ドラマの展開スピードにもこれからは注目してみたい。
(文・馬場ゆうすけ)

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信繁が急に毒舌になったりしたら最高なんだけどなぁ

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