サイバーコネクトツー・松山洋(代表取締役)
好きでい続けることを諦めないでください。色んな大人たちに否定されるかもしれないですけど、オタクを突き詰めた人間が学者にだってなるし、ゲームクリエイターにだってなるんですよ。いつまでマンガ読んでんだとか、アニメ観てんだとか、いい年して幾つまでゲームやるんだとかって言われ続けた我々が今、こうやってプロとしてゲームを作っています。これから皆さんが戦う戦場っていうものは、好きな連中がしのぎを削る場所になります。まずそこの原動力がないと。次の技術ってのは後から身につけるものですので、まず自分自身を、仲間たちを信じて、前向きな努力をして結果を出してほしいと思います。頑張ってください。
スクウェア・エニックス・齊藤陽介(エグゼクティブ・プロデューサー)
作品を見て、本当にクオリティが高かったのと、あと3分間でプレゼンテーションするってのがすごくいいなと思いました。ゲームは開発する過程の中で、面白くなかったら続けさせてもらえないんですよ。皆さんが作ったものを3分間で面白いと思ってもらえるプレゼンをするっていうのは、おそらく開発の過程で、どっちの方向に行けばいいのか迷わないように、面白さを伝えるためにこういう風に作ったんだというのを凝縮させて伝えられる勉強をすることなんだと思います。なので本当になんていい賞レースなんだろうと。その中で10回、11回と続いていくんでしょうけど、9回目が奇跡だったと、10回、11回がダメだったと言われないように頑張ってもらいたいなと思いました。
レベルファイブ・日野晃博(代表取締役社長/CEO)
ここが福岡であることが大事なことだなと思ってます。ウチの会社は日本全国で、いろんなイベントをやってまして、シビアなことを言わせてもらいますと、福岡が一番人が集まりにくいし、盛り上がりにも若干欠けるんですよね。かといって福岡でいろんな人たちと話したりした時に、熱い人たちがいるんですけど、それが表になかなか出てこないんですよ。どこの地区よりも熱くて優秀なのに、何か消極的になっているのが不思議だなといつも思っていて、福岡の人たちは、熱はあるのにシャイなのかなと分析しています。もっともっと熱い人たち、僕らが脅かされるくらいの勢いがある人達が出てきてほしいと思いますので、こういうコンテストの応募も含めて、いろいろなものへ皆さんで参加して、福岡を盛り上げて行きましょう。
(取材・文/真狩祐志)
■福岡ゲーム産業振興機構
http://www.fukuoka-game.com/
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【GFF AWARD 2016】大賞は音ゲー! 次回、第10回に向けてレベルファイブ・日野晃博「ここが福岡であることが大事」のページです。おたぽるは、コンシューマーゲーム、ゲーム、レベルファイブ、GFF、日野晃博、Project TAKT、TAKTRHTHM、福岡ゲームコンテスト、菅本裕子の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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