ついに応募作品は破棄されたまま…… 【TAAF2016】『東京アニメアワードフェスティバル2016』開幕、騒動の当事者SFD文書を全公開

(訳文)
※訳文の作成にあたっては不明瞭な部分を再度確認したため、原文にはない事柄も記載されています。

Sauve qui peut le court metrage, short film depot, およびTAAFについて

関係者の皆様

背景:  

ショートフィルムデポ(SFD)は、世界の中から慎重に選ばれた60の映画祭(注:世界中には今2000以上の自称映画祭がある)と、何千もの作品の権利者(映画製作者、プロデューサー、配給、エージェンシー、映画学校など)に、利用されている特別なWEBサイトです。SFDを運営する、フランスのクレルモン=フェランに位置する、非営利文化団体Sauve Qui Peut Le Court Metrageは、世界の映画界の旗頭であり、宝でもあります。Sauve Qui Peut Le Court Metrageは「非営利文化団体」として登録されています。
非営利文化団体Sauve Qui Peut Le Court Metrageの主たる活動は、フランス「クレルモン=フェラン国際短編映画祭」のオーガナイズ(クレルモン=フェラン市において、第38回目映画祭がつい最近、2月5日から12まで開催されたばかりで、正式登録者で16万人が観客として楽しみました)で、文化庁や仏ナショナルフィルムセンター、数多くの自治体や各地の各権威の協力を受けており、それと同時にテレビ局のCanal+やミシュラン、ニコンなどの私企業のスポンサードを受けています。クレルモン=フェラン国際短編映画祭は、世界で最も重要な短編映画祭として知られ、文化大臣オードレイ氏がクレルモン=フェランの我々のオフィスを3月3日に訪れたばかりです。

映画祭と併設されるショートフィルムマーケットは(3500人の映画業界人が来訪)、EU政府のプロデューサーグループのサポートを受けています。

オーベルジュ・フィルムコミッション(クレルモン=フェランが位置する県)も運営しており、撮影や製作、キャスティングなどの協力をしています。(地元の評議会の協力を得て運営)

映画教育のオペレーションもまた年間を通して行っており、これはCNC(フランス国立フィルムセンター)と、および地域の文化団体の協力を受け、クレルモン=フェラン大学と様々な映画教育のオーソリティーとともに実施をしています。

そして、世界にも類を見ないフィルムリソースセンターを運営しています。これは短編映画に特化されていて、これはクレルモン=フェランの映画祭事務局として知られる建物「ラ・ジュテ」にあり、地元の公的ライブラリの一つとしても存在します。

そして、自ら、SFDのプラットフォームシステムを企画製作運営をしています。

SFDについて:

プラットフォームは、2004年に我々が自ら立ち上げました。これは厳格に選ばれた人々のみが使うことができるBtoBの映像情報プラットフォームで、正式なる映画の権利者(映画製作者やプロデューサーや映画学校など)と、世界中から注意深く選ばれた約60の映画祭のみに使用が許されています。
これはSFDが堅実なる信頼関係と国際評価を基礎にしていることで、映画製作者や映画産業関係者に非常に高い評価を得ています。SFDは献身的に、映画製作者・権利者と映画祭、 映画産業に敬意を表し運営しています。

SFDは決して、映画・ビデオを一般視聴者に商業的に楽しませるために作られたものではありません。SFDの映画は、映画祭に選考されるべく作られた質の高い作品のみが利用でき、すべての情報がパスワード等の厳格なセキュリティにより守られています。

さらにSFDは、約60の厳選された映画祭に的確にマッチするよう、独自の判断基準をもち真摯にコントロールしています。(どこの映画祭でも、自由に利用できるものではありません)

SFDとは主旨が異なるものの、同じオンライン映像ライブラリ(例えばYoutubeのような、誰もがアップロードできて、どんな種類映像でもOKで、誰もがオンラインで観ることができるような各種サービス)と比べて、勘違いする人もいるのかもしれません。

YouTubeはフリーでオープンなソースですから、SFDとは全く異なります。SFDは有料のサービスであり、(映画文化の根本を誤解をしていないような)プロフェッショナルのみが使用を許されるサービスであることを、言わなくてはなりません。現在は短編のみならず長編劇場映画にも対応しているため、なおさらのことです。

SFDを利用するには、映画祭は極めて厳格なガイドラインを受け入れる必要があります。映画祭は、もし望んだとしても、自由勝手にSFDに登録して利用が可能になるわけではありません。映画祭側の利用者は、SFDに詳細な利用内容を送らねばならなりません。そしてその各内容はSFDの利用が許可される前に、 注意深く厳格にSFDによって審査されます。(例えば、映画祭のレギュレーションや、映画祭運営力のキャパシティ、映画業界のプロフェッショナルの重要なルールへの敬意の有無などについて)。

SFDは、よき映画産業のプロフェッショナルのルールを遵守する保証ができないであろう映画祭については、基本的に使用をお断りをしています。フェスティバルディレクターや法的代理人とは、映画祭での利用が始まる前に、厳格な合意書にサインが交わされます。すなわちSFDのメンバーたる全ての映画祭は、プロフェッショナルの慣習を遵守する義務があり、合意書に明記されているSFDのルールも厳格に守る義務があります。このような条件下においてのみ、SFDは映画祭に対して厳格・厳正にアクセスが許可され提供可能となり、それは関連するサービスやツールも同様になります。決して安易に利用することを目的としたものではありません。

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