次世代型HMD(ヘッドマウントディスプレイ)のOculus Riftが599ドルで予約を開始し、いよいよ本格的にVRコンテンツを堪能できる時代の幕が開けたのだが、お楽しみはゲームばかりではない。ここから先は18歳以上限定の話にはなるが、アダルトな映像コンテンツを手がけるメーカーも、またVR化に向けた取り組みに余念がないようだ。
■「一度VRポルノを体験した人は2Dに戻れない」
新年早々、米・ラスベガスで開催された世界最大のコンシューマ・エレクトロニクス見本市「CES 2016」では、アメリカの大手アダルトビデオメーカー「Naughty America」が出展し、現在鋭意リリース中のVRポルノ作品を紹介した。かつてVHSデッキの普及にアダルトビデオが一役かったように、映像機器需要の起爆剤と言われるアダルトコンテンツだが、映像メーカー各社は本格的にOculus RiftなどをハードにしたVRソフト市場に狙いを定めているようだ。
CES開催期間中、情報サイト「Mashable」の記者がNaughty Americaの招待を受けて、ラスベガスの高級ホテルの一室で、同社のVRポルノを観賞したレポートが話題を呼んでいる。もちろん動画は18歳未満は閲覧不可である。
美しい夜景を望む瀟洒なホテルの一室で、さっそくサムスン製のHMD、Gear VRとヘッドホンを装着した記者はNaughty Americaが一押しのVRポルノを観賞。立った状態でHMDをセットしたのだが、VR映像が流れはじめると平衡感覚を失ってしまったのか、足元がふらつきはじめほどなくしてベッドに腰を下ろすことに。
どうやら画面には2人の巨乳ポルノ女優が現れて記者を誘惑しているようで、実況を解説するものの歓声が絶えない記者。それでも映像のチェックは怠っていないようで、このVRポルノの映像は前方だけに広がっており、後ろを振り向いたり天を仰いだり、あるいは足元を見ようとするとある境界で映像が切れて真っ黒になっていると実況。つまり360度のVR映像ではなく、前方180度程度のVR映像ということだろう。しかしアドベンチャーゲームならいざ知らず、ポルノ映像を楽しむには360度VR映像の必要性は薄そうだ。そしてベットに仰向けになってしまえば後ろを振り向くことはできないため180度でもじゅうぶんなのだ。
どんどん過激になっていく2人の女優の果敢なアタックに、思わず後ずさりしてベットに倒れ込み奇声を発する記者だったが、画面の中に現れる男性の身体に最初は戸惑ったという。女優たちが愛撫する男性の下腹部に少しの間違和感を感じたというが、見続けているうちにだんだんとそれが自分の身体の一部だと思えるようになったということである。
その後プレイはさらに佳境に入っていったと思われ、嬉々としてハシャギまくる記者の様子に、さぞかし“充実の時間”が訪れていたと察することができるのだが……。初めてVRポルノを体験した記者の感想は「一度これを体験した人が2Dに戻れるとは思えない」というものだ。なかなか強烈な体験を味あわせてくれそうなVRポルノ、俄然興味が湧いてくるのではないだろうか。
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