イタリアメディア、本田への手の平返しがすごい! 「世界で一番不幸な人」→「勇敢なサムライ」

1512_honda.jpg「本田圭佑オフィシャルWEBサイト」より。

 日本代表でこそ5試合連続ゴールを記録するなど、目覚ましい活躍を見せている本田圭佑だが、ミランでの今シーズンは、まったくと言っていいほど結果を出せていない。昨シーズン、開幕7試合で6ゴールと衝撃的な活躍を見せるも、驚くことにそれ以降、セリエAでゴールをあげていないのだ。よって、厳しいことで知られるイタリアメディアからは、当然のように厳しい批判を浴び続けてきた。

「今シーズンの本田の叩かれようはすごいですよ。背番号10ということもあるのか、毎試合のように、時には試合に出ていない日でも叩かれ続けてきました。『寿司配達員』『客寄せパンダ』『ミランは10人だった』『無人のサハラ砂漠でもブーイングをうける存在』『世界で一番不幸な人』『自由に退団出来る人』『HONDAはガソリンが切れた』『本田の周りには酸素がない』『ピッチの外で忙しいから仕方ない』など、思わず感心してしまうほど、さまざまな言い回しでバッシングを浴び続けてきました。それでも堂々とした態度で居続ける本田の精神力はさすがですよね」(スポーツライター)

 未だにゴールがないものの、今年最後の試合となるアウェイでの第17節フロジノーネ戦、本田は初めて先発フル出場を果たし、初アシストを記録した。攻撃的な選手としては遅すぎる初アシストだが、イタリアメディアの喜びようは想像を超えていた。

「確かによい出来でしたけど、決定機を外しましたし、4ゴールのうちの1つをアシストしただけです。それなのにイタリアメディアはこぞって『勇敢なサムライ』『欠かせない存在』『必勝の切り札』『(ライバルの)チェルチより1000倍優秀』『日本のディーゼル車だ』と、手放しで褒め始めたんです。日本のメディアはビジネスのために大袈裟に表現することがありますが、イタリアのメディアは機嫌の良し悪しで表現するんですよね。クリスマスバケーションに良い形で入れてゴキゲンだったみたいです」(同)

 たったの一試合で評価が乱高下するイタリアメディア。ヨーロッパの中でも特に上げ下げの振り幅が大きい。我々日本人はそのコンプレックスから、サッカー大国イタリアの言うことをどうしても鵜呑みにしてしまう節がある。しかし、本当はただ、ラテン系のノリに振り回されていただけなのかもしれない。
(文=沢野奈津夫)

夢ノート keisuke Honda

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