ティーンエイジャーたちの不思議で不気味な“ひと夏の体験”を綴るアドベンチャー『Oxenfree』に期待！

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『Oxenfree』公式サイトより。

　来年にリリースを控えている注目のタイトルの数々に期待が集まっているが、年明け早々の1月15日にリリースされるアドベンチャーゲーム『Oxenfree』の前評判が急上昇中のようだ。

■期待の“ティーンホラー”ADV

“ティーンホラー”という映画のジャンルをご存知だろうか。1990年代の大ヒットホラー映画『ラストサマー』や『スクリーム』、あるいは文芸作品でもある『スタンド・バイ・ミー』など、夏休みのキャンプなどで家族から離れる機会を得たティーンエイジャーたちの“ひと夏の冒険”を、時にはホラーを交えながら綴った映画の数々がティーンホラーと呼ばれている。もちろんその“血塗られ”具合は作品によりけりである。

　そしてまさにビデオゲーム版の“ティーンホラー”と呼べるのが、新興インディーデベロッパー・Night School Studioが手がけた『Oxenfree』だ。

　ゲームに登場するのは、主人公の少女・アレックスをはじめとするティーンエイジャーの男女5人。かつて軍の施設が存在した小さな島・エドワーズ島でキャンプ中の5人が、いわゆる“ポルターガイスト”と呼ばれる不気味で不思議な心霊現象を体験し、その謎を解くために廃墟となった軍事施設の奥や、立ち入り禁止の海岸などを探索していくのだ。ドット絵風の美麗なビジュアルが特徴で、ホラーとはいってもビジュアルの印象通り“血塗られ”具合は低いサイコサスペンスだ。

　ゲーム情報サイトで高評価を受けている『Oxenfree』だが、特に「Polygon」の記事は絶賛に近い。「『Oxenfree』は熱狂とオタク性とポルターガイスト、そして80年代のティーン向け映画を混ぜ合わせた逸品だ」と讃えている。そして2016年の上半期で最も話題になるゲームのひとつになるだろうと太鼓判を押しているのだ。

　この『Oxenfree』が初めて世に投じるゲームとなるNight School Studioは、元Telltale Gamesのアダム・ハインズ氏と、Disneyのゲーム部門にいたシーン・クランケル氏の2人によって設立された気鋭のデベロッパーだ。年明け早々の1月15日、Windows版、Xbox One版が揃ってリリースされる『Oxenfree』に俄然期待が高まる。

 
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