ティーンエイジャーたちの不思議で不気味な“ひと夏の体験”を綴るアドベンチャー『Oxenfree』に期待！

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■今年話題のティーンホラー映画

　2016年最初の注目作のひとつである『Oxenfree』だが、年末年始の休みに“ティーンホラー”を味わってみたいと思う向きにうってつけの映画が、『死霊高校』（The Gallows）かもしれない。日本ではこの夏に劇場公開された映画だが現在、主要DVDレンタル店などで取り扱いがはじまっている。

　なんといってもインパクトあり過ぎる邦題だが、原題の「The Gallows」は絞首刑台の意味。20年前に小さな街の高校で行われた演劇がまさに『絞首刑台』という題目で、その時主役を演じた男子生徒が事故死していたのだ。そして20年後、地元の高校生たちが『絞首刑台』を再び演じることになる。しかしあまりも縁起が悪すぎると反対する4人の男女のキャストが、上演中止をもくろみ深夜の学校に忍び込み舞台を破壊する暴挙に出るのだが……。

　これ以上はネタバレになるので言及は避けるが、製作陣は『パラノーマル・アクティビティ』や『インシディアス』シリーズなどを放ったジェイソン・ブラムがプロデューサーを担当し、監督はクリス・ロフィングとトラヴィス・クラフの新鋭コンビ。また、観る者が当事者になった感覚と臨場感を味わえるPOV方式（Point of View Shot）という主観映象で綴られる本編のビジュアルにも注目したい。年末年始のDVD（＆ブルーレイ）観賞のラインナップに加えてみるのも一興だ。
（文／仲田しんじ）

【参考】
・「Polygon」
http://www.polygon.com/2015/12/14/10115412/oxenfree-video-fort-milner-gameplay

・映画『死霊高校』公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/shiryoukoukou/

 
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