──その後、一度はポニーキャニオンからメジャーデビューもしているんですよね。
みのり はい。
──でも、またインディーズに戻って活動しているところを見ると、最初の時はあんまりパッとしなかった?
みのり あの時はあの時で、自分たちなりには頑張っていたんですけどね。やっぱり今の自分たちと比べると、まだまだ全然だったなって今は思うんです。メジャーでデビューするという覚悟がそこまでできていなかったんじゃなかったかなって。
まなみ 喜びだけで終わっていた感じがあったんです。ただ関わってくれる人たちが増えるのを見て、「ああ、すごい」で終わっていたところがありました。
──今回再びメジャーから曲をリリースするわけですが、気持ちの面では当時からずいぶん成長した?
みのり 去年東京に出て来て、すごく厳しい状態がずっと続いて悩んでいた時期があったんですけど、そこからいろいろ3人で考える時間を増やして、どんどん成長できて、やっとまたCDが出せるようになったって感じています。前にメジャーデビューした時とは、気持ちの部分で全然違うって思っているんです。
りさ 今までつかめそうでつかめなかったチャンスがたくさんあって、悔しい思いをしてきたんですけど、東京に出て来て、お客さんが少ない中、いろいろ苦労しながらもう一度自分たちを見つめなおして、やっぱり楽しいライブをするのが一番だってことに気づけました。そこに気づけたことがこの一年で一番大きかったです。楽しいライブをお客さんと楽しむということを忘れずに来年もやっていきたいです。
──タイトルが「νポラリスAb/逆襲のポラリス」。「ポラリス」って曲がまなみのりさの作品にたびたび登場しますが、どういうものなんですか?
まなみ ポラリスは北極星のことなんですけど、3つの星が集まってひとつに見える星のことです。すごく輝く星です。自分たちは3人だし、3本の矢じゃないですけど、そういうふうに3つが集まったらすごく輝きを増すっていう願いを曲に表しているんです。
みのり しかも今度の矢はさらに強化された“新3本の矢”です。
──アベノミクスみたいですね(笑)。
まなみ 新しいポラリスは、過去の弱かった自分に逆襲することがテーマ。再出発して、もう一度やろうっていうわたしたちの強いメッセージが込められているんです。
みのり 1曲目はわたしたちの代表曲のリアレンジ。2曲目は7月にファンに投票して選んでもらった曲になっています。
──紆余曲折ありながらも、上京して、今年一年でぐんと評価が上がった背景をどんなふうに考えているんですか?
りさ やっぱり『アイドルお宝くじ』で優勝させてもらったことが、一番大きかったと思います。テレビで11週勝ち抜いて、半年間テレビに出続けることができたんです。テレビに出ることだけでもすごいのに。その中で歌わせてもらったということは、奇跡のようなことだと思います。そこからファンになりましたっていう人がたくさんわたしたちのライブに足を運んでくれて、その中で“楽しいライブ”というのを掲げて、それを理解してもらえたのが大きいと思います。新しいファンの人との出会いがたくさんあった年でした。
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