目指すは宗教!?　現役JKアイドル・生ハムと焼うどんはアイドルの枠を超えた新ジャンルを生み出すか

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「現役女子高生がプロデュース！」というコピーだけでは計り知れない、アイドルソングあり、演劇あり、客いじりありのパワフルなステージで、都内アイドルシーンの風雲児として人気を集めている「生ハムと焼うどん（以下、生うどん）」。最近ではライブハウスだけでなく、『アイドル横丁夏祭り』のような大型アイドルフェスや、「24時間テレビ」チャリティーキャンペーンで上野マルイのステージに立つなど、幅広い客層の前でライブをすることも増えてきた。

　そんな彼女たちが10月にワンマンライブ開催を宣言！　アイドルのワンマンライブの開催自体は珍しい話ではないが、ゼロからアイドルグループを立ち上げてきた女子高生ふたりが行うとなれば、話は別だ。生うどんインタビュー後編では、彼女たちのライブのもうひとつの魅力である物販、そしてワンマンライブについて聞いていこう。

ーーステージから降りての客いじりもどんどん上手くなってますよね。客席に乱入してからの、臨機応変さはすごい。

西井万理那（以下、西）　客いじりは東が上手い上手い！　

東 理紗（以下、東）　まだまだまだ！　もっといじんなきゃ！　

ーー物販でも、お客さん全員でコミュニケーションを取り合うじゃないですか。「食いしん坊」（生うどんのファンの通称）に新入りが入ると、もともとの食いしん坊全員で「フゥ～！」って声かけたり。あれは革命だと思いました。

西　物販の時、並んでる人って携帯いじったりしててヒマそうじゃないですか。それが嫌で、みんなで盛り上げてやりたくって。注目されると嬉しいじゃないですか、人間って。

東　でも、あれも最初から考えてたわけじゃなくて、気づいたらああなってたよね！　私達がノリで「フゥ～！」とかやってたら、みんなでやるようになって。

ーーあと、ファンに名前つけるのも画期的ですよね（生うどんのライブでは、物販で名札を買うと、ふたりがニックネームをつけてくれる。「明日を信じる納豆」「岩手から来たポテトサラダ」「クモの巣スパゲティ」など）。

東　ふたりとも記憶力がないんで、「この前来た斉藤でぇーす」とか言われても「斉藤いっぱいいるしなあ、わかんないなあ」ってなっちゃうんで、それならこっちで覚えやすいあだ名をつけちゃおう！　って思ったのが最初なんです。

西　でももう、最近は覚えられない。200人越えちゃって。

東　だから食いしん坊たちが過去の履歴（「生うどんと食いしん坊の歴史」）をまとめてくれてるんですよね。「この日の食いしん坊ネームがわかりません。誰かご提供お願いします」とか、ツイッターで聞いてくれたりして。すごいよねえ！

西　てか、食いしん坊の総数200人ってすごいよね？　でも300人のワンマンするのにはまだ足りないんだよね。

東　まだだよ～、本当にやばいですよ！　

ーーじゃあその流れで10月のワンマンの話うかがいましょうか！　

 
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