結成から5年目に見せたアイドルラップの完璧な世界観!

日本列島を駆け抜けた6本のマイク! lyrical school全国ツアーファイナルレポ

 札幌から沖縄まで、およそ2カ月に渡る初の大規模全国ツアー「lyrical school tour 2015 “date spot”」を踏破したラップアイドルユニット・lyrical school。そのツアーファイナル公演が、7月25日に東京・Zepp DiverCity TOKYOで開催された。

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 今回のツアーでは、lyrical schoolとして初のワンマンとなる場所も多く、さらに福島ではHINAの生誕ライブ、福岡ではLinQ深瀬智聖がゲスト参加、沖縄ではヘッズ(lyrical schoolファンの総称)とのイベントツアーも組まれるなど、行く先々で思い出と経験を積み重ねた。そのファイナルは、lyrical schoolのワンマンとしては過去最大規模の会場で行われ、ツアーの集大成を見せるにふさわしい場所となった。

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 開始時間まであとわずか……というタイミングで会場にヒットしたのが、House Of Pain『Jump Around』。サビで「JUMP JUMP JUMP AROUND」と歌われる最新シングル『ワンダーグラウンド』の元ネタでもある曲だ。その曲の途中で会場が暗転し、一面闇に包まれると、重いブレイクビーツに乗って夜の遊園地を舞台にしたオープニング映像がスタート。そして真っ暗なステージの上に、映像の中と同じ、遊園地スタッフの格好をした6人がステージに登場した。

 1曲目は、minanの力強い「なんでもありのこの世の中で/アイドルがラップするからよく聴け」から始まる『I.D.O.L.R.A.P』。続く『PRIDE』では、この2カ月でよりタフに磨き上げられた6人を見せつけるような、力強いパフォーマンスを見せる。そこから『brand new day』『OMG』と畳み掛け、『STAGE』ではHINAが階段を登ってアピールしたりと、上下を思い切り使って客席をあおる。

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 meiが「みなさんに素敵なワンダーグラウンドをプレゼントしたいと思います! 素敵なパーティの始まりです!」と宣言し『レインボーディスコ』『ルービックキューブ remix』と、自然と体が踊らされるナンバーへ。そしてニューシングルのカップリング曲『Avec Summer』が流れると、メンバーに合わせて会場全体が「Hey,Hoo!!」の大合唱となる。

 そこからはメロウな曲が続く中、『P.S』ではamiとyumiが高速ラップの掛け合いで会場から歓声を引き出すなど、ゆったりとしたビートの中だろうと、熱さと緊張感をキープする6人のマイクとダンスが目と耳を離さない。

「リリスクと!」「東京で!」「Zeppで!」のコール&レスポンスでフロアを弾けさせた『おいでよ』、そして『ゆめであいたいね』が拍手に包まれて終わると、再び場内は暗転。映像を挟んで再登場したメンバーは『ワンダーグラウンド』のMVと同じ新衣装だ。

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