福岡にアニメ・ゲーム会社が続々進出! フロム・ソフトウェアが福岡に決めた理由

 地方におけるアニメ会社やゲーム会社の支社設立が活発になっている。今年もアニメ制作会社では福島県に福島ガイナックスが開設されたことが話題となった。

 そうした都道府県の中でも活況を呈しているのは、やはり福岡県だろう。今年は映像制作会社・ILCAが4月に福岡オフィスを開設し、九州朝日放送(KBC)と『暗闇三太』『こわぼん』を制作している。さらに9月には、このほど『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ‐アルス・ノヴァ‐Cadenza』が公開になったCGアニメ制作会社・サンジゲンが、福岡スタジオの設立を発表した。

fcc151.jpg写真:「CGWORLD CREATIVE MEETING」

 本稿では、10月4日にデジタルハリウッド東京本校にて開催されたトークセッション「注目の福岡進出企業が語る、地方都市での3DCG制作の可能性とは」をお送りする。

■将来にわたって人材を確保するために フロム・ソフトウェアが福岡に決めた理由

fcc152.jpg写真:左から木綿達史(KOO-KI)、竹内将典(フロム・ソフトウェア)

 本トークセッションは「CGWORLD CREATIVE MEETING」内での実施。福岡市が首都圏に在住するクリエイティブ人材を主として、U/Iターン転職を支援する「福岡クリエイティブキャンプ2015」を展開している活動の一環だ。

 福岡市では、この10年ほどレベルファイブ、サイバーコネクトツー、ガンバリオンといった地元に本拠を置くゲーム会社が注目を集めてきた。9月に福岡スタジオの開設を発表した中には、ゲーム会社のフロム・ソフトウェアもある。

 登壇した同社の専務取締役・竹内将典は「家庭用ゲーム機の今の状況というのは、リアルな実写と見紛うような映像が必要とされていて、それを実際に作ろうとすると非常にたくさんの人出が必要になっている。僕らはそういった人出を探すところで苦労していて、それが結構長い間続いている。そういった面から何とかできないかと悩み続けた1つの回答」と理由を話し始めた。

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