砂漠の街で偉大な教祖を目指すゲーム“預言者クエスト”が話題に!? “異文化理解ゲームアプリ”も登場

 宗教の教祖になってみたい――。多くの人にとってはあまり考えたことがない職業(!?)だとは思うが、なかなかよくできた“教祖シミュレーションゲーム”があるという噂なのだが……。

YouTube内のLet’s play ProphetQuest!より。

■砂漠の街で信奉者を増やす“預言者の冒険”

 ちょっとエキゾチックなドット絵のビジュアルながら、なかなか奥深い“宗教ゲーム”として昨年から一部で話題になっているのが、この『ProphetQuest』だ。“預言者クエスト”とでも訳せばいいだろうか。

 YouTubeに投稿されている実況動画で、このゲームのプレイ開始部分を見ることができる。明らかに中東地域をモチーフにしたフィールドを舞台に、プレイヤーは神の言葉を授かった預言者としてさっそく布教活動を始める。街の住民に神の教えを説いてフォロワー(信徒)を増やしていくのが基本的な行動のようだが、時には異教の偶像を破壊したり、異教徒を集団で襲って殺害したりも(汗)。一帯の民衆の生活を時には危険と隣り合わせのものにしなければ、宗教は普及していかないということのようだ……。

 説教と脅し(!)で信徒を増やし、教団がある程度大きくなってくれば、時には信徒からの請願に耳を傾けねばならないこともある。女性信徒からは衣服の露出度の程度を尋ねられたり、若い男の信徒たちからは「異教徒の女なら●●していいんでしょうか?」というアブない質問も寄せられ、教祖としての“徳”が問われることになるのだが……。

 単に人々を助けて善行を積めばいいというわけでもなさそうで、なかなか奥が深そうな(!?)シミュレーションゲームだが、「Smash」の記事では現在の「イスラム国」の動きが起きる前に、改めて人々に宗教を考えさせるために、このゲームが普及しなければならなかったと指摘しているほどだ。ではこの『ProphetQuest』に興味を持たれた向きは下記のURLで……と紹介したいところだが、この動画は「すべての宗教を正確にパロディにした映像作品」ということのようだ(苦笑)。しかし特に今日の情勢にあっては、宗教の成り立ちと組織の構造をシミュレーションゲームという観点から眺めてみることも確かに必要なことかもしれない。

劇画 人間革命〈17〉

劇画 人間革命〈17〉

日本だと、マンガで似たようなのが…

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