アーケードプレイヤーの“神業”に絶句・感涙・熱狂!「わっしょい!闘会議Edition」レポ

『クリムゾンクローバー for NESiCAxLive』
“パターンとアドリブの両面を鮮やかに決めるプレイヤーの神業”

『クリムゾンクローバー for NESiCAxLive』は、同人シューティング制作サークル「四ツ羽根」が生みだした弾幕シューティングゲーム。最初はPC版、その後アーケードでリリースされ、今ではSteamでも遊べます! プレイヤーはISOさん、解説はSOGOさんで、UNLIMITEDモード(ゲーム中にあるモードの中で最も難しい)でプレイ。機体は「TYPE-Z」(隠し機体で性能が高いいわゆる最強機体)です。ゲームは、敵の弾が非常に多いのですが、ロックオンモードを使うことで敵弾を消せるため、これをISOさんがどう活用していくかも見どころの一つでした。

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 ISOさんはパターンをきちんと作ることに定評があるのですが、アドリブを要される場面でもきっちりと抜けていきました。つまり、パターンとアドリブ両面からの見事な技を見せたのです。また、敵の弾を多く撃たせてから消すというスコアの稼ぎも華麗なプレイで決め、どんどんとステージを進めていきます。真ボスのばらまき弾とロックオンショットもテンポ良く抜けきり、その後の一時停止から動いてくる弾も抜けきっていました。どうやって切り抜けているのかまったくわかりません! その後、見事に真ボスを撃破し、ISOさんには大きな拍手が送られていました。

――今回の『わっしょい!闘会議Edition』で出場した4人のプレイヤーは、まさに“神業”とも呼べる美麗なプレイを“魅せて”くれました。次回の開催が楽しみです! 今回はその中から、『テトリス ザ・グランドマスター 3 -Terror Instinct-』(TGM3)をプレイしたKANさんから、イベントの感想を聞くことができました。

■“神業”を見せたプレイヤーに直撃!

 本番では3回目の挑戦で消えロールを成功させたKANさん。やはり緊張もあったようですが、失敗したことで気楽になり、良い結果につながったのでホッとしたと振り返りました。そんなKANさんの『TGM3』歴はトータルで10年ほど。始めたのはARIKA公式のプレイ動画を見て刺激されたことからだといいます。

 実は、最近『TGM3』の基板を買ったというKANさん。今回のイベントに出場が決まったのが昨年の12月で、当時は友人から基板を借りて練習をしていたそう。貸してくれた友人にはとても感謝していますと語っていました。基板を買ったことで、家でプレイできる環境が整ったため、「今年中には自己ベスト4:41を更新できるといいな」と意気込みを見せていました。

 また、『TGM3』で使うレバーはサンワ製がよいそう。セイミツ製は細かな動きには良いらしいのですが(個人の好みもありますが、シューティングゲームをプレイする場合は多くの人がセイミツ製を選びます)、レバーを半回転するなどの操作を行う『TGM3』をセイミツ製のレバーでプレイする際は、調整が必要だと教えてくれました。

■『わっしょい!闘会議Edition』の裏には多くの苦労が…

1502_wassyoi_03.jpgMCのセラチェン春山さんとえび店長さん。

 続いて、イベントのMCを務めた東京・練馬にあるゲームセンター「Game in えびせん」の店長で知られる、えび店長さんにもイベントの感想を聞くことができました。イベント開催にあたっての筐体のセッティングなどを明かしてくれました。

【筐体について】
「わっしょい!」本番前の筐体セッティングは、プレイヤーがいつも通りの環境でプレイができるように、毎回レバーとボタンを整えることを大切にしているとのこと。レバーは、大まかにわけてサンワ製かセイミツ製か、そこからバネの硬さを調節してプレイヤーの好みに合わせていくそうです。セイミツ製だとベースの種類によってレバーの長さがかなり変わってしまうので、コントロールパネルの土台とベースの間にナットを噛ませて長さを調節する場合もあるそう。このため、プレイヤーと相談しながらそれぞれに合ったベストな筐体を準備していると教えてくれました。

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