アーケードプレイヤーの“神業”に絶句・感涙・熱狂!「わっしょい!闘会議Edition」レポ

『怒首領蜂大往生』
“ラスボス緋蜂の撃破で観客も歓喜した神業”

1502_wassyoi_05.jpg『怒首領蜂大往生』公式サイトより。

『怒首領蜂大往生』は、2002年にリリースされた縦スクロールシューティングゲーム。1周クリアだけでも難しいのに、2周クリアを目指すとなると数年かかると言われている作品です。高難度なため、多くのプレイヤーの心を折り続けてきた作品ですが、今でも愛されているゲームでもあります。

 登場したプレイヤーはfufufuさんで、解説はClover-TACさん。使う機体はBタイプのエキスパート強化(ショットやレーザーは強いが最大所持ボム数がほかの機体より少ない)です。1周目は順調に進んでいくも、5面で一度被弾するfufufuさん。降ってきたハイパー(条件を満たしてハイパーゲージを満タンにすると降ってくるアイテム。一定時間無敵になり自機の攻撃も強くなるが扱いが難しい一面もある)を取りにいったときに被弾してしまったのです。しかし、持ち直して5面のボスまで辿り着き、無事に1周クリア!

 そして誰もが緊張のまなざしで見つめる中、2周目へ突入します。2周目はどのステージもさらに攻撃がきつくなるのですが、さらにそれまでの残機がすべて没収されてしまうため、2周目の1面で被弾したらゲームオーバーになってしまうのです。2周目では、ノーミスもしくはノーボムクリアで残機が1つ増えますが、厳しい条件ゆえプレッシャーがかかってきます。MCのえび店長さんも思わず手を合わせて成功を祈ります。

 その中fufufuさんは各ステージを進んでいくのですが、4面の通称レール地帯(レールが左右に動くがランダムになっている)と呼ばれるところで被弾! しかしなんとか立て直し、ついにラストの5面に入りました。通常、最終ボス・緋蜂を倒すには「3機落とし」(残機を3つ持っていって倒しにいくパターンの通称)が通例と言われていますが、その時すでに2機。誰もが固唾を飲んで見守る中、ボス・緋蜂へ辿り着くfufufuさん。この瞬間、会場はかなり盛り上がりを見せていました。fufufuさんは2回被弾してしまい、残機ゼロという状態になるものの、最後はハイパーで攻撃し見事に緋蜂を倒しました! 「2機落とし」という高度な技、それをライブイベントという状況で成功したという感動に場内が大きく揺れたのです。

『テトリス ザ・グランドマスター 3 -Terror Instinct-』
“スピードとテクニックを操るプレイヤーの神業”

『テトリス ザ・グランドマスター 3 -Terror Instinct-』は通称『TGM3』と呼ばれ、シリーズ3作目にあたります。プレイヤーはKANさん、解説はjin8さんで、プレイしたのは2つのモード。1つは、クラシックルールのMASTERモード。プレイヤーレベルに応じてスピードが変わりレベル上限は999。レベル100ごとにスピードが1ランク上昇し、レベル500で最高速に達します。もう1つはクラシックルールのSHIRASE(シラセ)モード。レベル上限は1300で、レベル500台から下からブロックがせり上がり、レベル1000になるとテトリミノ(ブロック)の色が消え、レベル1200で最高速に達します。

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 プレイヤーのKANさんは昨年の「STUNFEST」(フランスで行われたゲームイベント)に招待されて、『TGM3』をプレイした経験もあるという世界屈指の腕を持つプレイヤーで自己ベストは4分41秒とのこと。1度目のチャレンジは、鮮やかな手つきでテトリミノを並べていき、少し崩れてもあっという間に復活し、スピーディに消していくKANさん。しかし、1度目では消えロール(条件を満たすことでスタッフロール時に落ちてくるテトリミノが見えなくなる)ならず。レベル100区間で判定がいろいろとあるのですが、どこかで落としてしまった模様です。

 2回目も残念ながら消えロールならず……。3回目こそとトライするKANさん。ここで、“ギャラリーが増えるまで待っているのでは?”といったMCの煽りも入り、客席も和みます。その中で3回目は無事に成功し、消えロールとそれを美しく消していく華麗なプレイを観客に見せつけました! 最後に行ったSHIRASE(シラセ)モードでも、華麗な処理で進めていきました。『TGM3』は、スピーディなゲームなのですが、KANさんの処理があまりにも美しく、誰もが画面に見とれていた印象です。手元のさばきもテクニカルで圧巻されました!

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