運営はグダグダ!? 来年以降の発展を願い、東京アニメアワードフェスティバルへ贈る“愛のダメ出し”

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 東京国際アニメフェア内でのイベントを発展させ、今年から単独の国際映画祭として再スタートした東京アニメアワードフェスティバル。

 日本橋の新名所である室町コレドのTOHOシネマズ日本橋をメイン会場とし、国際的なアニメーションの映画祭として、今後発展していくことを大いに期待させる内容だった。今回は、3月20日~23日の4日間の会期だったが、今後はさらに会期も延び、AnimeJapan 2014と共に「3月下旬は東京がアニメの街になる」ところまで発展することを願ってやまない。

 ただ、諸手を挙げて称賛するばかりではいけない。運営の面では「あれ……?」と思う部分がいくつもあった。運営側にも面識はあるわけで、心苦しいところであるが「提灯記事はない」のが本サイトの持ち味。なので、あえて苦言を呈しておこう。

 運営面で、頭に疑問符が浮かんだのは、まずオープニングのレッドカーペット。当初、報道関係者に配布された資料では、高畑勲監督やミシェル・オスロ氏ら、受賞者・関係者が入場した後、トリが『鷹の爪7~女王陛下のジョブーブ~』になるハズであった。ところが、直前になり担当者が「順番が変わりました」と説明。初っぱなが『鷹の爪7』になったのである。

 この日、一般観覧席に詰めかけていたのは、ほとんどが『鷹の爪』シリーズのファン(あるいは、本田翼ファン)である。なので、『鷹の爪』の関係者の入場が終わり、彼らが退場すると、会場の日本橋三井タワー1Fロビーは、あっという間に閑散としてしまった。運悪くこの日は雨だったので、余計にどんよりとした暗さが。

 この後、高畑監督やオスロ氏もレッドカーペットを歩いて登壇したのだが、単に歩いているだけである。高畑監督はいわずもがなだし「あのミシェル・オスロに会える機会なんて、まずねえだろ!」と思う人は……少なかったから、こうなったのだな、うん。出の順番に変更がなければこうはならなかったと思うのだが、なぜこんなことになってしまったのだろう。

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