知名度を高めることができるか?規模を大幅拡大し、東京アニメアワードフェスティバルが新生!

1312_taaf.jpg東京アニメアワードフェスティバルの公式HPより。

 毎年、過去一年間のアニメ作品・関係者を表彰する東京アニメアワードフェスティバルが、2014年も開催されることが発表された。

 東京アニメアワードフェスティバルは、これまで東京国際アニメフェア(以下、TAF)内で開催されていた催し。来年よりTAFが、アニメコンテンツエキスポと統合され「AnimeJapan2014」として新スタートすることになり、開催形態がどうなるか、注目を集めていた。

 今回開催が決まった「東京アニメアワードフェスティバル2014」は、これまでとはまったく違う規模になる。これまでは、TAFの枠内で開催されていたために、どうしても一般に対して知名度は低かった。

 今回の2014からは、会期を3月20日~23日の3日間に設定(22、23日にはAnimeJapan2014も開催されている)、東京ビッグサイトのレセプションホールで授賞式とレセプションを開催するとともに、TOHOシネマズ日本橋では、上映会・コンペティション本審査・イベントも開催する予定だ。

 つまり、これまでのTAFのワンコーナー的な立ち位置を終え、規模を拡大した新たなイベントに生まれ変わったと見てよい。

 今回の規模拡大にともなって注目されるのは、コンペティション部門。これまでも、東京アニメアワードでは一般からの作品公募を行い、TAFでも「クリエイターズワールド」という形でブースも割かれていた。2014年からは最終審査上映を、TOHOシネマズ日本橋で一般の観客と共に上映して行うことになった。これは、世界のアニメーションの最新動向を知ってもらおうというための試みだ(ただし、観客の投票はない)。TOHOシネマズ日本橋はイベント当日の2014年3月20日に新たにオープンする映画館。独自規格のスクリーンと、最新の音響設備を備えることで開館前から期待されている映画館だ。この最新館での上映が、世界のアニメーション制作者のモチベーションを高めるのは間違いない。

 AnimeJapan2014の開催と併せて、来年の3月20~23日は、アニメファンにとって充実した日々になりそうな予感がする。
(取材・文/昼間 たかし)

■『東京アニメアワードフェスティバル』
http://animefestival.jp/ja/

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