運営はグダグダ!? 来年以降の発展を願い、東京アニメアワードフェスティバルへ贈る“愛のダメ出し”

 この仕切り(を、担当しているであろう企業)のマズさは、残念ながら、この後も続いてしまった。22日、東京ビッグサイトのレセプションホールで開かれたアニメアワードの授賞式では、疑問符がさらに点灯してしまった。

 会場に行ってみたら、なぜかプレス席が客席の中程に横一列なのである。いや、ここから撮影したら前の席(15列ほど)に座ってる関係者の頭が入っちゃうだろ……(文章ではよくわからないと思うので、写真参照)。

1404_taafdame1.jpg取材陣の撮影もままならず……。

 というわけで、担当者に交渉してみたら「上手の袖なら移動して大丈夫です」という。……受賞する側の立ち位置が上手なんだから、袖から撮影したら、お尻しか写らないじゃないか! 報道関係者数人で、この点を指摘したら「いや、ごめんなさい。下手は導線があるんでダメです」と言う。「ごめんなさい」と言われても……と報道陣にシラケムードが。そこで終わればよかったのだが、授賞式の中盤になって突然「下手からも大丈夫です」と言いだしたもので、シラケムードは加速したのである。

 この後も、功労賞を受賞者の一人に渡し忘れる。コンペティション部門の受賞者に副賞を渡し忘れると、いったい担当者たちが身につけているインカムと手に持っている進行表はなんの飾りだと思う展開に。

 国内外から多くの著名人が一堂に会し、今後も発展が期待できる東京アニメアワードフェスティバル。ファンたちの歓喜の声に迎えられ、アニメのクリエイターたちが闊歩するレッドカーペットも、国内では同イベントならではの面白い試みだし、授賞式後のレセプションでは、アニメーターがオスロ氏に会えて感激している場面なども目撃し、開催する価値が高いと思った。第1回目ということで勝手がわからなかった部分も多々あると思うが、ここで記したような問題点を改善していけば、東京アニメアワードフェスティバルは今後もっとすばらしいイベントになると信じているので、頑張ってもらいたい!
(取材・文/昼間 たかし)

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