アニメ『虚構推理』立花は不老不死なのか…?ようやく物語が進展し始めた第8話

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アニメ「虚構推理」より

 鋼人七瀬編がいまだ続く。琴子が寝ている間に、紗季さんが六花と初めて会ったときの回想が語られる。最初に合ったときからどこか六花に畏怖を覚えた紗季さん。そして彼女が九郎の初恋の人であることを感じ取っていた。だから亡くなったと聞きその傷を琴子と付き合うことでまぎらわせられるならよいと思っていたが、六花はまだ生きているという。つまり、六花も人魚と件の肉を食べたということなのだ。

 紗季と九郎の間の空気が重たくなっていることに気付いた琴子。もしや元カレ・元カノの関係で自分がいない間に何かよからぬことが起こってしまったのではないかと勘繰ってしまう。もちろん琴子が想像するようなことは何もないが、六花のことで重たい空気が漂っていたのだ。

 鋼人七瀬待機中、紗季と車で二人きりになった琴子。最初は九郎と何かあったのかとモヤモヤしていたが、六花の話がでたことでその不安は解消される。六花に会ったったことがあるかという質問から、琴子と六花の関係について語られる。なんと二人は面識があり、しかもある時期まで一緒に住んでいたというから驚きだ。

 長年琴子が通院している病院に入院していた六花。しかし病院の代表が変わるタイミングで追い出されることになり、行き場を失ったことで琴子の家が受け入れることになったようだ。なんとなく感じていたが、琴子は金持ちだ。屋敷に住んでいるから部屋もたくさんあるし、普段からお手伝いさんに囲まれて生活しているらしい。

 最初は九郎とのお付き合いにも反対していたらしいが、途中から不憫がられ最終的には一緒に誕生日会を催すほど仲良くやっていたようだ。

 だが、ある時期になってから仕事を見つけたからといって琴子の家を出て行方が分からなくなったという。もちろん勤務地も引っ越し先もでたらめを伝えて家を出ていた。このことから九郎も彼女の行方を捜すために琴子に探すな、とメールを残して六花探しをしていたようだ。

 そして彼女は鋼人七瀬の噂を増幅するために活動を始めたのだという。鋼人七瀬の噂をまとめたサイトに掲載されている絵、それが六花の描いていた絵と同じタッチだというのだ。だいぶ早い段階で九郎も琴子もそれに気付いていて、今に至るようだ。
 
 物語を彩るイラストは人々の想像を掻き立てるにはとても雄弁だ。その想像力をより増幅させる手段として彼女は絵やサイトを用い鋼人七瀬の噂をますます広げていっていたのだ。

 彼女は九郎と同じく未来決定の力を持っており、それがどこまでいけるのかどうかを試してみているのではないかというのが琴子の見立てだ。鋼人七瀬はその決定で何ができるかを試す実験のバリエーションの一つである。

 琴子が今夜のうちに決着をつけると決心しているように六花も鋼人七瀬の噂をさらに強化するための行動を起こす。自分で自分を殺し未来を見て何かを決定していく。この六花の用意した鋼人七瀬を、琴子は倒すことができるのか。

 サイトを見て鋼人七瀬を信じる者たちの噂を信じる現象を議会にたとえ議決をこちらの望むような結果にするために、策を練ってきた。ようやく次週から話が大きく進展しそうだ。
(文=三澤凛)

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