ジャニーズがチケット転売対策に躍起!?  キンプリ出演舞台の本人確認をめぐり物議「その前にやることあるだろ」

※イメージ画像(「Getty Images」より)

 8日に帝国劇場で幕を開けた、King & Prince・平野紫耀、永瀬廉、高橋海人の3人が座長を務める舞台『JOHNNYS’ ISLAND』。チケットの本人確認をめぐり、ファンから悲鳴が上がっている。

 今年7月に亡くなったジャニー喜多川氏が、2011年9月に「最も多くのショーをプロデュースした人物」としてギネスに認定されたことを記念し、「自身の集大成」と位置づけて12年に初演が上演されたこの舞台。以降、タイトルを変えながら毎年上演され、年末の帝劇は、ジャニーズ恒例行事となっている。

 8年目を迎えた今年は、先に挙げたキンプリメンバー3名のほか、ジャニーズJr.内ユニットのHiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍らが出演。人気のジャニーズJr.が毎年こぞって出演する舞台だけあってチケットはかなりの競争率となり、転売サイトではチケットが高値で売られているようすが確認できる。

「不正転売対策として、ここ数年、ジャニーズのコンサートでもデジタルチケットが導入されていますが、舞台公演の場合は、まだ紙のチケットがほとんど。デジタルチケットは、当日入場する際スタッフが持つ専用端末にQRコードをかざすことでチケットが発券され、その時にやっと座席が判明する。それに比べ、紙チケットは実体があるので取引がしやすく、予め席番が記載されているので座席によっては定価の何倍もの値段で取引されるケースが多いんです」(演劇関係者)

 不正転売・購入については、ジャニーズ側も公式サイト等で注意喚起を行っている。公演当日は、入場口でスタッフがチケットともに身分証やFC会員証の提示を促し、チケットの名義人本人であるかどうか、不正転売のチケットでないかどうかを厳しくチェックしている。また、入場後、客席でもランダムで不正購入したチケットでないかどうかスタッフがランダムで本人確認を行うケースもあるようだ。

「日にちや現場スタッフによって多少のムラはあるものの、今回は特に目を光らせているようで、転売チケットだったため入れなかったという人や、友人から定価で譲ってもらったチケットだったため身分証明ができず入れなかったという人のほかに、『名義人と別々で入場しようとしたらスタッフに止められた』という人もいて、同行者も厳しくチェックされたとの報告が相次いでいます。中には、『名義人と同行なのに弾かれた』といった真偽不明の噂まで飛び交っていて、ファンは混乱状態です。

 確かに、チケットの申し込みの際には、2枚で申し込む場合、同行者を決めてから申し込むようにと注意書きがなされていましたが、同行者はFCに入会していない人でもよしとされており、同行者登録もありませんでした。そのためファンからは、『高額転売NGなのはわかるけど、定価での譲渡もダメなの?』『本人確認するなら徹底的に絶滅させて、多名義ダメなら自名義だけの人確実に当選させて』『紙チケだし、バラバラで入ることも可能なのにこれはおかしいでしょ』『事務所の対応が納得いかない』と不満の声が上がっています」(ジャニーズファンの女性)

 そもそもジャニーズは、チケット販売規約の『第9条(転売等の禁止)』にある通り、有償・無償問わず転売や譲渡行為を禁止している。主催主であるジャニーズ側が禁止している以上、今年6月に施行された「チケット不正転売禁止法」の規制の対象外となる“定価以下”であっても、家族や友人にすらチケットを譲ることは一切できないルールになっているのだ。

「急病や仕事の都合など、やむを得ず観劇ができなくなったため、チケットを譲りたいという人は大勢いるはず。アーティストや興行元によっては、そういった人たちのために、チケットを出品できる公式のリセールサービスがあり、劇団四季などでも取り入れられていますが、ジャニーズにはそういった救済措置は一切ありません。そのため、『リセールシステムを事務所が作れば行ける人も増えて転売も減って万々歳なのに』『本人確認強化する前にやることあるだろ』との声も上がっています」(同)

 年末には、『ジャニーズカウントダウン2019-2020』の開催も発表された。申し込みはFC会員限定、同行者の設定が必須となっているようだが、そのほかどんな対策が講じられるだろうか。

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