『ゆるキャン△』福原遥主演で実写化に賛否「主演大泉洋じゃなくなったの？」『水どう』メンバーの出演を熱望する声も

• ツイート
• 

　芳文社の漫画配信サイト「COMIC FUZ」で現在連載中の人気マンガ『ゆるキャン△』（作：あfろ）の実写ドラマ化が発表され、ネット上では賛否両論が巻き起こっている。

　2015年に「まんがタイムきららフォワード」で連載がスタートした同作は、山梨県を舞台に、キャンプの魅力とキャンプを楽しむ女子高生たちのゆる～い日常を描いた物語。コミックは250万部を突破し、2018年にはテレビアニメ化を果たしている。来年1月からは、テレビアニメの続編シリーズとなるショートアニメ『へやキャン△』（TOKYO MXほか）がスタートするほか、昨年10月に行われたイベント『ゆるキャン△秘密結社ブランケット入団説明会2018Autumn』では、アニメ第2期、劇場アニメの制作が発表されている。

　実写ドラマは、テレビ東京系列で木曜深夜に放送されている深夜ドラマ枠「木ドラ25」で来年1月9日より放送スタート。主人公の一人キャンプが好きな女子高生・志摩リン役を、NHK Eテレの番組『クッキンアイドル！ アイ！ マイ！ まいん！』でおなじみの“まいんちゃん”こと女優の福原遥が務めるほか、リンと出会ったことでキャンプに引かれていく各務原なでしこ役に大原優乃、高校の同好会・野外活動サークル（通称：野クル）の部長・大垣千明役には田辺桃子、野クルメンバーの犬山あおい役は箭内夢菜、リンの友人・斉藤恵那役で志田彩良らが出演。脚本はドラマ版『監獄学園』を手掛けた北川亜矢子、監督は二宮崇、吉野主、玉澤恭平が務めるという。

　まさかの実写化に、ネット上では「今まで萌え系の実写化で成功した作品ってあった？」「アニメだからこそほっこり感とか萌え感あっていいのに」と、原作のキャラクターをどう実写に落とし込むのか懸念する声や、「ドラマよりアニメ2期のほうが見たかった」などと否定的な声が上がる一方で、「まあ内容自体は実写化向けだから良いんでないかな？」「ロケ地が原作まんまにはるはずだからかなり高い再現度になりそうで楽しみ」「ワカコ酒とか孤独のグルメ路線ならイケそう」と実写化に賛成する声も。また、「まいんちゃんなら仕方ない」「しまりんがまいんちゃん（初恋の人）だったから許す」「料理しているまいんちゃんがもう一度見られるのか」と、主演の福原に期待する人も多いようだ。

　そのほか、「実写化はそれはもはや水曜どうでしょうなのでは」との声も。というのも、作者のあfろ氏が番組ファンだったことから、同作には俳優・大泉洋の名を一躍全国区へと広めた北海道テレビ制作の人気ローカル番組『水曜どうでしょう』（以下、水どう）のネタが盛り込まれているのだ。

『水どう』ディレクターの藤村忠寿氏もアニメ1期のDVDを見て作品を評価しており、今年8月にはまさかの公式コラボが実現。コラボイラストが公開されたほか、藤村氏が監修したアニメのMVが制作されたり、10月に開催された『水曜どうでしょう祭FESTIVAL in Sapporo 2019』でコラボグッズが販売されている。

　それだけに、「主演大泉洋じゃなくなったの？」「登場人物全員成人男性に変えて、原付も男らしい武骨さのあるカブにして、舞台もせっかくだから自然豊かな北海道とかアラスカのユーコン川とかにしたらどうでしょう」なんて声も。

　果たしてファンの望み通り、『水どう』メンバーの出演はかなうのか……。続報を待ちたい。