ユーミン♪コスプ ～金の人面魚？～ 第１回

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画像提供：Kazu Alfio

　スタジオジブリの『魔女の宅急便』主題歌「やさしさに包まれたら」 や『風立ちぬ』主題歌「ひこうき雲」で有名な ユーミン。J-POPに必要不可欠なシンガーソングライターで、独身時代に荒井由実でデビューし、結婚して松任谷由実になり、オリジナル曲の配信総数は現在424曲だ。

　僕が生ユーミンと出会ったのは、大学生時代にライフガードのバイトをしていた逗子マリーナガーデンプール。当時、ユーミンは海に隣接した屋外プールの特設ステージで、噴水や花 火を使い、度肝を抜くライブを真夏に開催していた。現在は同プールにチャペルが作られ、特設ステージと客席設置ができなくなり、開催不可能になってしまったが、数々の伝説が生まれた豪華絢爛のリゾート野外ライブだった。

　ステージパフォーマンスがド派手なユーミンは、もともと自分で歌うつもりはなく、人に曲を提供するつもりで17才のJK時代に作曲家デビューしていたという。

　一昨年、ユーミンは名古屋で開催のコスプレサミットにプライベートで訪れている。僕は、「松任谷由実さんは、ユーミンをコスプレしている」と良い意味で思っているので、数々の凄すぎるユーミンコスプレを僕なりに紹介したくなり、この連載を「ユーミン♥️ コスプ」というタイトルにした。“レ” まで書かないのは、ユーミンのかっこよさをイメージしてだ。

　まず１回目は、プール中央の大量の噴水のからせりあがってきたユーミンが、人面魚とも シャチホコとも呼ばれていた被り物のコスチュームだ。ゴールドのスパンコール水着で、モデルみたいにスタイルの良いユーミンだから成せるパフォーマンスだった。こんなコスプレが似合う人はユーミンしかいないだろう。アニメ好きな知人もコスプレマニアな知人も、このユーミンには脱帽で方針状態になっていた。

　この画像は、オフィシャルカメラマンさんからもらった写真を当時、テレカ印刷してみた物だ。僕はミュージシャンになってからユーミンに再会して、真夏のリゾ ートライブの思い出話をしていただけた時、度肝を抜かれたユーミンのコスプレをいつか紹介したいと考えていた。次回も期待してください。
(文=Kazu Alfio)