今日18時からの放送をお楽しみにね!#ちびまる子ちゃん pic.twitter.com/xP1lV3n66o— ちびまる子ちゃん【公式】 (@tweet_maruko) 2018年5月27日
5月27日放送のTVアニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)第1151話で、16日に急性心不全で亡くなった西城秀樹さんが登場した。視聴者からは、「このタイミングでヒデキさんが登場するエピソードが放映されるとは、すごい運命」といった声が上がっている。
秀樹さんが登場したエピソードは『まる子、早めに衣替えをしたい』の巻。ある日の土曜日、まる子は駄菓子屋の景品でヒデキの缶バッジが当たり、「ヒデキが当たったね。(ヒデキ好きな)お姉ちゃんにあげようかな……」とつぶやきながら道を歩いていた。
すると目の前にお姉ちゃん・さきこが歩いているのを発見。まる子は「お姉ちゃーん!」と叫ぶが、さきこは周りをキョロキョロして急いで立ち去ってしまう。
「えっ!? お姉ちゃん逃げた?」とまる子は驚くが、さきこが持っているバッグには大量のお菓子が入っていて、まる子にとられないように逃げたのだと推測し、後を追いかける。
まる子の考えは見当はずれで、さきこは「バカね。そんなことあるわけないじゃない」「3時からのヒデキの出るテレビ見たいから急いでたのよ」と説明。しかしヒデキの出る番組は日曜日で、さきこは「ヒデキに会えると思ったのに……」と肩を落としてしまった。
そんなさきこにまる子は、「じゃあお姉ちゃんにこれあげるよ」とヒデキの缶バッジをプレゼント。さきこは「アンタにしては気前がいいわね。なんか企んでいるんじゃないでしょうね」と疑いつつも、目をキラキラさせながら「本当にもらっていいの?」と大喜び。
その後、まる子は案の定(?)、「ヒデキのバッジあげたんだからお姉ちゃんのおやつ半分ちょうだいよ」と迫るが、渋々「しょうがないわね……」と交換条件をのんでいた。
本編で秀樹さんが登場したのはここまでだが、ネット上では「秀樹さんの缶バッジ出てきて涙でそうになった」「西城秀樹を知ったのはちびまる子だったんだよなぁ。ここでまた登場するのは奇跡的」「まる子のお姉ちゃんにはこれからも秀樹さんを追っかけ続けてほしい」「西城秀樹はまる子の世界で生き続けている」といった感動の声が続出することに。
『ちびまる子ちゃん』の時代設定は1974年から75年の昭和50年代初期で、そのころの西城秀樹さんと言えば、郷ひろみさん、野口五郎さんと「新御三家」として一世を風靡していた時期。
『ちびまる子ちゃん』はその影響を受けていて、アニメにはたびたび「ヒデキ」が登場。また、デビュー当時小学生だった作者・さくらももこも大の西城秀樹ファンと知られる。それがキッカケとなり、1991年にはさくらももこ作詞の「走れ正直者」がアニメのエンディングテーマとして発売された。
西城秀樹さんと関係が深い『ちびまる子ちゃん』。本編終了後には、秀樹さんのイラストとともに「秀樹さんありがとう ちびまる子ちゃんスタッフ一同」というコメントが映し出された。
5月17日には、『ちびまる子ちゃん』で秀樹さんの声を担当したことがある声優・藤本たかひろが、Twitterで「この気持ちをどう言葉にすれば良いか1日考えましたがうまく纏まりませんでも、収録で水谷さんに掛けて頂いた『ヒデキー』という歓声は、ずっと耳から離れません。ファンの方々から受けた声援は、きっと西城秀樹さんの心を温かくした事と思います。心よりご冥福をお祈りいたします」とツイート。
この気持ちをどう言葉にすれば良いか1日考えましたがうまく纏まりません
でも、収録で水谷さんに掛けて頂いた「ヒデキー♡」という歓声は、ずっと耳から離れません
ファンの方々から受けた声援は、きっと西城秀樹さんの心を温かくした事と思います
心よりご冥福をお祈りいたします— 藤本たかひろ (@TAKAPIROjapan) 2018年5月17日
奇しくも『ちびまる子ちゃん』の初代・さきこ役の声優である水谷優子さんは、秀樹さんの命日の1日後である5月17日に亡くなっている。
『ちびまる子ちゃん』では、これからもさきこと秀樹が活躍して、アニメの中で生き続けてくれるだろう。
『ちびまる子ちゃん』故・西城秀樹さんに「秀樹さんありがとう」 西城秀樹さんは、まる子の世界で生き続けるのページです。おたぽるは、アニメ、作品レビュー、ちびまる子ちゃん、水谷優子、西城秀樹の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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