『ドラゴンボール』に登場するあのドーム状の家が現実に! 耐久性が凄すぎて海外のアニメファンも大注目!

『ドラゴンボール』に登場するあのドーム状の家が現実に! 耐久性が凄すぎて海外のアニメファンも大注目!の画像1「ジャパンドームハウス株式会社」公式サイトより。

『ドラゴンボール』(作:鳥山明/集英社)に登場するあの独特なドーム型の家が現実世界にも存在しているらしい。しかも耐震性能に優れており、今さらながら海外のアニメファンの注目も高まりつつあるようだ。

 お椀をひっくり返したような、半球状の『ドラゴンボール』っぽい家を作っているのはジャパンドームハウス株式会社。日本で初めて『発泡ポリスチレンを構造材としたドーム型建造物』として国土交通省から認定を受け、ドームハウスを建築。新しい素材を使用した新しい形状の建物で、新しい日本の建築文化を構築していくことを企業理念に掲げている。会社設立は平成16年3月と約11年前なので、独特のフォルムのドームハウスを目にしたことがある人も多いだろう。

 ドームハウスはピース組立式なので、部材が少なくシンプル。軽量で運搬性も高く、極めて短期間で施工できるため、人件費を大幅に削減できるので驚異的な低価格を実現している。そのうえ耐久性は極めて高く、壁は腐らない、錆びない、シロアリに侵されないといいことづくめ。耐久性は半永久的といっていいほどだ。ドーム状という形から風の抵抗も受けにくい。発泡ポリスチレンは圧縮力に強いため、積雪にも優れた適応力を発揮する。

 そして地震に対しても、軽量という特性から衝撃を吸収すると共に倒壊するおそれがほとんどないとのこと。しかも柱などがないシンプルな構造のため、中にいる人への被害も少ない。実際、2016年の熊本地震ではその防災機能の高さが大注目を集めていた。

 鳥山明は『ドラゴンクエスト』などで乗り物のデザインも手がけているのだが、インタビューでは構造もしっかり考えていると語っていた。考えすぎかもしれないが、『ドラゴンボール』の建築物も構造を考えてドーム状にしていたとしたらさすがというほかない。

 Twitterのフォロワー数が約870万もいる世界的な海外のポータルサイト「9GAG」は、ジャパンドームハウス株式会社のドームハウスを「DragonBall-Style house!」と紹介。するとアニメ好きの外国人が次々に反応し「これは俺がドラゴンボールの中で最も望んでいたものだよ! 円形のハウスなんて最高じゃないか!」「スターウォーズのタトウィーンに出てくる家にも似ているね」「この家はカプセルに収納されるのかい?」「竜巻が多いアメリカでもこれは作ってほしいよ!」と興味を示していた。

 このドームハウスが世界各国であたりまえのように建築され、『ドラゴンボール』の世界が現実化する日はいつくるのだろうか。すでに住宅のほかにも、宿泊施設、トイレなどの公共施設、カラオケルーム、レストランとして活用してる例もあり、さらなる普及が期待される。

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