【アニメレビュー】“果て”から“彼方”へ――ひびきがあじみと和解? “語尾はパワー”すぎた『プリパラ』133話

 あれだけ1に対する感受性を高めていたひびき様でしたが、ファルルが「まほちゃん引かないの?」と2を引いてしまいました。フラグ通り! 真っ白になるひびき様ですが、ファルルに「アナタの引く数字は僕の光栄です」って言っちゃう高貴さが素敵……!

 男前でもあるひびき様は、女の子だけど男らしく腹をくくって語尾カットフォンを外し、透明な3枚構造のシールドを持って、うっちゃりビックバンズのライブに備えます。ここは、戦場なの? …………戦場でした。実体化した語尾が次々にひびき様のシールドを破壊! ラブはパワーならぬ、語尾はパワー!? ひびき様はシールドごと吹き飛ばされて、意識を失ってしまいました。ううううう、メエ、メエ~~~(安藤)!

 今回の「語尾の彼方」は、グランプリがメインではありますが、実はひびき様とあじみの回。2ndシーズン放送の「語尾の果て」に続く物語になっていました。

 ひびき様は語尾が苦手なので、あじみを避けてきたのですが、その一方であじみは「~果て」で「友達になりたい」とひびき様に伝えていました。でも、あじみは今回やっと「ひびき様は語尾が大っ嫌い」であることを知ります(今更というツッコミは置いといて)。

 自分のアイデンティティーである語尾と、“くるくるちゃん(ひびき)”と友達になりたい気持ち。「ひびきは語尾が嫌い」だと知り、衝撃を受けたあじみは自分の語尾でくるくるちゃんに迷惑をかけていたかもと、泣いちゃうんですよね~(かわいい)。そして、ひびき様に必死で謝罪し、金輪際語尾は言わないと誓うんです。

 その結果、あじみは「赤の他人」から「友達のまたいとこの飼っている犬の飼っているノミ族の友達の王様」に昇格できたのでした……ってほぼ他人じゃん! “果て”から“彼方”というタイトルは、縮まるようで縮まらないひびき様とあじみの関係を現しているかのよう。もっと縮まってほしい気持ちもあるんですが、この2人はずっとこういう関係なんだろうなぁ。え、なにこのラブ(?)ストーリー!

 そして、トリコロールとうっちゃりビックバンズの闘いは、11cm(安藤のひづめ分)差という僅差で、トリコロールが勝利。ここで“1”が発揮されるとは。かなりレベルの高い闘いだったようで、「神ドレス」が隠されている石像にも結構ヒビが入っていました。

 次は、そらみスマイルとノンシュガーの姉妹対決。というか、最近プリパラの観客のガヤのレベルがやばすぎませんか……。「ちゃん子踏み潰して!」「ファルル様いい匂い!」って絶叫するってなかなか厄介勢……。クライマックスに向けて、プリパラオタ界隈も騒がしくなっているのでしょうか。
(文/月島カゴメ)

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