『機動警察パトレイバー』次の動きは2018年? 出渕裕が考える特車隊は「全員辞めてる」

1610_pato.jpg「日本アニメ(ーター)見本市」作品紹介ページより。

 今月15日から『機動警察パトレイバーREBOOT』(以下、『REBOOT』)が公開され、14年ぶりにアニメーションが動き出した『パトレイバー』。

 1988年からOVAやマンガ、TVシリーズ、長編映画も制作されている人気シリーズ。その内容は先日も本サイトでレビュー(参照記事)したが、15日には『REBOOT』も上映された『ゴーゴー日本アニメ(ーター)見本市』のイベントが開催。

『パトレイバー』の原作集団ヘッドギアから、今作では監修&メカニカルデザインを担当した出渕裕、吉浦康裕監督が登壇しトークを繰り広げたというのだが、作り手側の熱量の高さがビンビンに伝わってくるものだったという。観劇していた30代男性がレポートする。

「映像は約8分ほどなんですけど、詰め込まれた情報量に、30分の作品を観たような満足感でした。新キャラクターたちは、『パトレイバー』に初めて触れる人にも魅力的に映るような気がしましたけど、知ってる人には後藤隊長としのぶさんをかけ合わせたような女性隊長や、普段は酒を飲んだときの進士さんのようにキレたり遊馬のような怒り方をする男性といった初期作へのリスペクトが随所に散らばっている感じがしました。そうしたら吉浦監督自身も『自分が知っているパトレイバーの要素を混ぜて、混ぜて(笑)』と、話されていて、本当に作品が好きで作ったんだろうなというのが伝わってきました」

 しかし、かつてのキャラクターたちが1人も出ないこの新作、出渕的には大丈夫だったのだろうか?

「出渕さんも、もともと『パトレイバー』で何かしらは構想していたらしくて、新キャラで物語が構成されることは『OK』だったそうなんです。続けて、出渕さんは初期キャラクターたちへも言及することがあって、『あのとき特車隊だった人たちは、あの人たちだと辞めているでしょうね』と、(物語の中でも)年月を経たことを感じさせる話もしてましたよ」(前出の30代男性)

 さて、『REBOOT』とついているからには、次の作品があるのでは? と、思いたくなってしまうが、もちろん、イベントではそのことにも触れていたそうで……。

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