プレミアの強豪チーム「マンレッド」「マンブルー」ってどこ!? 衝撃のトンデモネーム連発の『ウイイレ2017』!

1609_eleven.jpg『ウイニングイレブン2017』公式ページより。

 1995年の『Jリーグ実況ウイニングイレブン』発売以来、サッカーゲームの王道として人気を集め続けてきた『ウイニングイレブン』シリーズの最新作『ウイニングイレブン 2017』(コナミ)が9月15日に発売される。サッカーファン・ゲームファンともに待望の最新作のはずが、どうやら今回は様子が違っているようだ。

『ウイニングイレブン 2017』の公式サイトを覗いてみると、使用可能なチームとして大人気のスペイン、リーガ・エスパニョーラの「FC バルセロナ」やイングランド・プレミアリーグの「リヴァプールFC」、日本代表の香川真司も所属するドイツ・ブンデスリーガの「ボルシア ドルトムント」など錚々たるクラブ名が並んでいる。しかし、もう少し見てみると奇妙なクラブ名が沢山あることに気づいてしまう。

 たとえば「イングランドリーグ」という項目をチェックしてみると、まず目に飛び込んでくるのが「マン レッド」「マン ブルー」というクラブ名。エンブレムの雰囲気や名前から「マン レッド」が「マンチェスター・ユナイテッドFC」、「マン ブルー」が「マンチェスター・シティFC」のイメージだと思われる。これには「マンレッドで草」「マンwwwww」とウイイレファンも呆れを通り越して笑いが生まれている模様。

「マクレスターもダメなのかよ」という声もあるように、これまでウイイレではチーム名のライセンスがとれなかったと思しき場合にも「マクレスターC」や「マクレスターU」などギリギリの線を攻めていたはず。ところが今回はそれすら難しかったようで、2015-16シーズンのヨーロッパチャンピオンズリーグ王者であるリーガ・エスパニョーラの「レアル・マドリードFC」も「MDホワイト」というよく分からない名前になってしまっている。

 一方で「レアルマドリードFC」のライバルチームである「FCバルセロナ」に関してはフルライセンスを獲得し、パッケージにもメッシやネイマール、スアレスといった面々が使われており「バルサのライセンスとった意味ねえじゃん」「クラシコできないとか…」と残念がるファンが多いようだ。

 他にも、日本でもファンが多いイタリア・セリエAの強豪「ユベントスFC」やブンデスリーガの「FCバイエルン・ミュンヘン」などのライセンスも獲得できておらず、「バイエルンを犠牲にドルトムント召喚!」「スペインがもう訳分からなくて草」「ユーべどれだよ」とサッカー好きからは嘆きの声が上がっている。

『ウイニングイレブン』シリーズといえば、ゲーム性や操作性に加えて、世界各国のクラブチームや代表チームを使用したり、自分でオリジナルチームを作ったりという要素も、サッカーファンにとってたまらないゲームだったはず。しかし、近年ではライセンス争いでEAスポーツの『FIFA』シリーズにリードを許し、「本物の選手を使いたいならFIFAだろ」「ウイイレはゲーム好きには面白いけどサッカーファンにはFIFAかな」とファンが2分されつつあるようだ。EAスポーツも最新作『FIFA 17』を9月29日に発売予定となっており、売り上げ対決からも目が離せない。

 伝統ある『ウイニングイレブン』シリーズにはプロサッカー選手のファンも多く、日本代表の香川真司や岡崎慎司、「川崎フロンターレ」の中村憲剛、海外では元イタリア代表のトッティなどもウイイレ好きで知られている。また、操作性やグラフィックの面でもまだまだ根強いファンが多く存在するため、「リアルなゲーム画面で名前がファンタジー」と愛のあるツッコミで受け止める声も聞かれる。まだまだ「FIFA」シリーズには負けられないウイイレ。今後もゲーム性の進化と、面白ネームの進化にも期待しながら見守っていきたい。

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