『ラブライブ!サンシャイン!!』で熱くなる聖地・沼津! あわしまマリンパークではコラボ入場券2万枚完売

 早いもので、放送も中盤に差し掛かったアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』(TOKYO MXほか)。Aqoursのメンバーが増えていくにつれ、ファンこと“サンシャイナー”も盛り上がりを見せているが、物語の舞台・静岡県沼津市も“聖地”としてサンシャイナーたちの熱視線を浴びているという。

 前作の『ラブライブ!』でも、μ’sがラブライブ優勝を祈願した神田明神をはじめ、解散を決断した国府津の海岸など、数多くの聖地があるが、『ラブライブ!サンシャイン!!』は、Aqours の2ndシングル「恋になりたいAQUARIUM」のPVに登場する「伊豆・三津シーパラダイス」や、主人公・高海千歌の家の前にある「三津海水浴場」といった、ほとんどの聖地が沼津に集中。観光ついでに聖地巡りができるということもあってか、「Aqours」とコラボするスポットが続々と登場しているのだ。

 伊豆箱根鉄道・駿豆線は、「恋になりたいAQUARIUM」のリリースと合わせて4月27日から『ラブライブ!サンシャイン!!』のラッピング電車を運行。当初は7月頃に終了するはずだったのだが、9月頃まで期間を延長して運行中だ。伊豆箱根鉄道によれば、「恋になりたい~」のPV公開後、多くのファンが沼津に訪れたようで、駿豆線+バス+伊豆・三津シーパラダイスのセット券が昨年比(5月)205%になるなど、反響も大きかったとか。7月16日からは、『ラブライブ!サンシャイン!!』仕様の「伊豆・三津シーパラダイス 入場券セット」「記念乗車券」の販売もスタートしている。

 伊豆箱根鉄道は電車だけでなく、7月9日からは伊豆箱根バス・タクシーのラッピング車両も登場。タクシーは、なんとAqoursのメンバー9名が1台に1名でラッピングされており、“推しキャラ”を選んで乗車できる(要予約)。また、同日には1stシングル「君のこころは輝いてるかい?」のPVに登場する東海バスオレンジシャトルのラッピングバスも運行を開始。8月6日からは、伊豆箱根バス・東海バスオレンジシャトルの車内音声をAqoursが担当するなど、“サンシャイン!!”色がますます濃くなっている。

 ほか、『ラブライブ!サンシャイン!!』の聖地マップや資料、巡礼者用の交流ノートを完備している「三の浦観光案内所」、“ヨハネちゃん”こと津島善子が看板娘を務める「ゲーマーズ沼津店」といったスポットもアツいのだが、今回注目したいのは「あわしまマリンパーク」。松浦果南の実家のモデルである「カエル館」や、作中で千歌と渡辺曜が乗っていた「アワシマ16号」でおなじみの水族館だ。

 7月1日より、「アワシマ16号」を『ラブライブ!サンシャイン!!』仕様にした「Aqours丸」の運行を開始し、あわせてマリンパーク入園券(大人/1,800円)にAqoursのイラストが入った記念チケットを販売していた同館だが、その記念チケットの売れ行きが好調であるよう。

 あわしまマリンパークの館長ブログによれば、販売から1カ月後の8月1日には、用意していた1万枚の販売が「あと100枚くらい」しか残っていない状態で、1万枚の増刷を決定。4日から再販したものの、なんと15日には完売。これには館長も「追加1万枚では足りなかった」と驚きのようす。販売から1カ月ちょっとで2万枚超えを売り上げるという、脅威の数字を記録している。19日から再再販がスタートしているので、まだまだ売り上げは伸びるかも。

 そんな“サンシャイン!!”効果を受けるあわしまマリンパークだが、ブログを見ると千歌らが打ち合わせに使った菓子店「松月」の「みかんどら焼き」と「西浦みかんパウンドケーキ」を食していたり、イルカショーの女子チームのウエットスーツを“松浦果南”風に新調していたりと、水族館も『ラブライブ!サンシャイン!!』を楽しんでいる模様。

 ほかにも沼津には、千歌の実家のモデルである「安田屋旅館」、小原鞠莉の実家のモデルである「淡島ホテル」、練習で使った「淡島神社」と数多くの聖地が。都内在住なら、東海道線に乗り、μ’sでおなじみの聖地・根府川駅を通過しつつ、車窓から海を眺めながら沼津に向かうのもいいかもしれない。

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