『ラブライブ!サンシャイン!!』TVアニメ化決定も、ラブライバーの胸中は意外と複雑「で、μ’sは……?」

『ラブライブ!サンシャイン!!』TVアニメ化決定も、ラブライバーの胸中は複雑『ラブライブ!サンシャイン!!』公式サイトより

 11日、ニコニコ生放送の「ラブライブ!サンシャイン!! Aqoursニコ生課外活動~はじめてのDOKI-DOKI生放送!~」にて、『ラブライブ!サンシャイン!!』(以下『サンシャイン!!』のTVアニメ化&2016年夏からの放送、さらにスマホアプリ「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」(通称スクフェス)へのAqours登場と、16年夏頃より通常楽曲として順次Aqoursの楽曲が追加されていくことなどを相次いで発表!

 念のため説明しておくと、『サンシャイン!!』は『ラブライブ!』の継続シリーズというか、姉妹的作品で、『ラブライブ!』と同様にサンライズ×ランティス×「電撃G’s magazine」(KADOKAWA)の3社が展開する“スクールアイドルプロジェクト”。「Aqours(アクア)」とはグループ名で、『ラブライブ!』におけるグループ名「μ’s」と同じ立ち位置にある。

『サンシャイン!!』は「電撃G’s magazine」2015年4月号の誌面にイラストが初出、その後各キャラクター紹介、グループ名のWebでの募集といった各展開を開始し、15年10月7日には1stシングル「君のこころは輝いているかい?」(Blu-ray・DVD付き)をリリース。同月19日付のオリコンランキングで3位にランクインするなどのロケットスタートを切っていただけに、ラブライバーをはじめ、アニメファンは大盛り上がり!

 ただ、「きたああああ!」「夏までは頑張って生きよう」「今夏の覇権アニメが決まったな」と喜びの声があがる一方で、不安視・疑問視、そしてやたらと『サンシャイン!!』に批判的な声もネット上では一部見られるようだ。

 というのも、「『サンシャイン!!』も悪くないけど、もう少しμ’sを見ていたかった」という思いが、ファンにはまだまだ強いから。μ’s は昨年末の『第66回紅白歌合戦』前のリハーサル時に、3月31日、4月1日に東京ドームで開催される「μ’s Final LoveLive!」での解散を否定したものの、かといってその後の展開やライブ情報などが具体的に発表されているわけでもない(一応、16年5月に『スクフェス全国大会&感謝祭2016』が開催予定)。『サンシャイン!!』アニメを機に世代交代が進められ、μ’sの面々を拝める機会が減ってしまうのでは、と恐れているようなのだ。

 加えて、「アニメ化はまだ早いのでは?」という声も。『ラブライブ!』は10年6月より展開をスタート、1stシングル「僕らのLIVE 君とのLIFE」は10年8月にコミックマーケットで配布と、13年1月のTVアニメ放送開始までに2年半程度の時間がかかっている。その間にファンや楽曲を増やし、キャラクターや世界観を育ててきたのだ(媒体ごとに一部設定が変更されたりはしている)。それと比較すると、『サンシャイン!!』は世に出てから1年前後でTVアニメが放送開始されることになるため、「もっとじっくり練ってほしかった」「μ’sがあれだけ盛り上がったんだから、もう少し時間を空けては?」と、反応するファンが出た模様。

 もちろん「早く動くところを見たかった」「勢いがあるうちにガンガンいったほうがいい」という声も多い。『プリキュア』など、世代交代を進めながらも人気を博した作品もあれば、世代交代に失敗してしまった作品もある。長く根強い人気を獲得した作品ならではのぜいたくな悩みを、『ラブライブ!』シリーズはどう乗り越え、『サンシャイン!!』はどんな物語や楽曲で楽しませてくれるのか、そしてμ’sは今後どう展開していくか。続報に注目したい。

君のこころは輝いてるかい?(Blu-ray Disc付)

君のこころは輝いてるかい?(Blu-ray Disc付)

先輩が偉大すぎると後輩は苦労するものです

『ラブライブ!サンシャイン!!』TVアニメ化決定も、ラブライバーの胸中は意外と複雑「で、μ’sは……?」のページです。おたぽるは、アニメ話題・騒動の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!