「俺は何を見せられてるんだ……!?」3DCGとアドリブによるアニメ『魔法少女?なりあ☆がーるず』がgdgdすぎると話題

1607_nariaga-ruzu.jpgTVアニメ『魔法少女?なりあ☆がーるず』公式サイトより。

 7月6日からアニメ『魔法少女?なりあ☆がーるず』(TOKYO MXほか)が放送を開始した。声優がモーションキャプチャをつけてキャラクターを動かしつつアフレコをし、テレビ用に編集して流すという半生放送アニメなのだが、あまりのぶっつけ本番具合とその内容に「gdgdが半端ないな」「タイトルまんま、まどマギのぱくりじゃねーか」といった声が上がっている。

 物語は、国民的キャラクターになることを目指して自分たちでアニメを作ることを決意したうらら、はなび、いなほの3人が、子どもから大きなお友達まで幅広く人気を獲得するため「魔法少女」アニメを作っていくことに挑戦する。果たして無事に魔法少女アニメをワンクール放送して、人気キャラクターになることができるのか――? というもの。

 TVで放送された10分ほどに編集されている第1話はうららの夢から始まり、朝学校に集まった3人がそれぞれ夢の中で同じ白い生き物に出会い、「世界を救ってほしい」ということを言われたと打ち明けることから始まる。その後、基本的に雑談がメインとして時間は進み「今の悩みは何か」などと取り留めもない話をしているうち、物語の終盤に突如モンスターが現われる。さらにそこへ白くて目の赤い、3人が夢で見たという“某きゅうべぇ”を思い起こさせるような気もするが、絶妙に似ていない動物が現われ、3人に宝石らしきカラフルな石を放り投げる。「呪文を唱えろ」と命令され、3人が言われるまま思い思いの呪文らしきものを唱えると制服姿から“某魔法少女”のコスチュームにそっくりの服にチェンジしている……というところで終了。

 視聴者からは「まどマギの下位変換……」「パクリ具合ひでぇな」「これツッコミ待ちだろ」「設定といいキャラクターといい、少しもひねるつもりないんだな」と『魔法少女まどか☆マギカ』とそっくりであるとの指摘が上がった。また台本がないらしい雑談の部分では「声優のアドリブの一発ギャグとか……おれは何を見せられてるんだ?」「とりあえずみんな好き勝手しゃべりすぎて何言っているかわからない」「話の方向性くらい打ち合わせしよーや」「最初から完成してるOPとEDが一番良かった」とそのgdgd具合に散々な評価が上がっている。

 とはいうものの、同作の監督を務めるのは、これまで「3DCG」と「アドリブ」によるアニメを手がけてきた石ダテコー太郎。思い切ったアドリブに挑戦しつつ物語を進めていく今回の挑戦は面白い試みではある。リアルタイムアニメシステム「KiLA(Kigurumi Live Animator)」を使用してモーションキャプチャをとりながらアフレコし、ニコニコ生放送で毎週金曜日に「なりあ☆がーるずの生でアニメをつくるさま」として放送。そこで撮影されたアドリブ映像が編集されて地上波に流されるという際どいことを行っているのだ。

 今まで石ダテコー太郎が手がけた作品には、『gdgd妖精s』(TOKYO MX)という、3人の妖精がひたすら雑談するというアドリブ満載のフルCGアニメがある。当初はgdgd具合に「大丈夫かこれ……」「この日常会話でずっと続けるのか」といった声が聞かれたが、回を重ねるごとに「だんだんハマってきた」「OLっぽい話題好きだ」「たまらん」とその緩い雰囲気に中毒者が続出した。

 今回の『魔法少女?なりあ☆がーるず』も、確かに設定やヴィジュアルは『まどか☆マギカ』に絶妙に似ている気がしなくもないものの、本質は似て非なるもの。今の段階で視聴者はあまりのgdgd感に困惑しているようだが、これからジワジワとその魅力の虜となっていくのではないだろうか。

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