案の定大コケ! 空気を詰めただけの景品「場空缶」でお馴染み、ゲームアプリ『神の手』がスタートダッシュに大失敗……!?

1606_kaminote00.jpg『神の手』公式サイトより。

 18日に開催、その模様を中継したフジテレビでは、第1部は6.2%、第2部は8.7%、そして第3部は17.6%という視聴率をマークした「第8回AKB48選抜総選挙」。1年で最もAKB48が盛り上がるこのタイミングにあわせて、あのゲームアプリが堂々、配信を開始した。空気を詰めただけの景品「場空缶」でお馴染みの『神の手』(ブランジスタ)である。

 念のために説明しておくと、『神の手』は秋元康を総合プロデューサーに迎えて制作・配信されたスマホ向けのゲームアプリ。第1弾の景品としてAKB48グループのグッズを用意したほか、ブランジスタの説明によると「バーチャルとリアルを融合させた神体験スマホクレーンゲーム」であり、企画性に注力した “課金率100%”のゲーム。さらに「未来展望」というただし書き付きではあるが、「有料課金モデルだけで年間1200億円の売り上げが見込める」とまで青写真を描く超待の新作ゲームであった。

 だが絶好のタイミングで配信を開始したはずが、18日以降のApp Storeのディリー売り上げランキング総合/トップセールスiPhoneを見てみると18日:119位、19日:80位、20日:82位、そして21日も現在のところ70位前後とド低迷。

「未来展望」で夢見た年商1200億円どころか、ゲームの出来やディリーランキングを受け、株式市場ではブランジスタには売りが加速。17日の終値:6,260円から、20日は5,260円、そして21日も15時現在で4,260円と、5月16日には年初来高値の1万5,850円をつけたことを考えると大変な状況になっているようだ。

「アイドルの年間市場規模が1186億なのに、どこから1200億もってくるつもりだったんろ」「CDだってじり減なのに…」といった声や、「これってゲームなのか、ガチャだけじゃん」「(ゲームとしては)専門学生が一日で作れるレベル」となどといったゲームとしての出来を酷評する声、そしてAKB48メンバーがいない「総選挙」のステージ上で、アルバイトと思われるスタッフたちが延々と缶詰にフタをする光景がTwitterなどでUPされたことで、「ちゃんと空気つめてんのか」「これじゃメンバーの『場空缶』じゃなくてバイトくんの空気やん」などと、最も突っ込みが入っていた。

 大きく話題になったわりには、しまらないスタートとなってしまった『神の手』。今後、大逆転へ導けるような“神の一手”が打てるのだろうか……。

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