秋元康の社会実験アプリ『神の手』の実態がヤバすぎる‼ 貴重な場の空気を詰め込んだ「場空缶」とは!?

• ツイート
• 

――日夜膨大な量がリリースされるアプリゲーム関連情報。注目情報から世間の反応までを概観します。（週2回更新予定）

■『神の手』

『神の手』公式サイトより。

　AKBファンにとってとんでもないアプリが、株式会社ブランジスタから6月18日より配信される。総合プロデューサーに秋元康を迎えて満を持して発売される“100パーセント課金型アプリ”、その名も『神の手』。目玉景品はなんと“空気”だ。

『神の手』は、バーチャルとリアルを融合させたスマホ向けのゲームアプリで、ゲーム内で手に入ったアイテムが実際に自宅に届く。気になる景品とは……なんと空気を詰めただけの「場空缶」。さらに、驚くべくことに同アプリは100パーセント課金型というシステム。プレイするために、延々とゲームセンターのクレーンゲームのように課金し続けなければならない。

　昨今問題になっているガチャゲー機能をさらに悪質にして商品にするという秋元の作戦には「どんだけ金の亡者なんだよ」「AKB商法の極み」「さすがにキモいわ」「やってることが社会実験」「景品が空気ってことになってるけど…これは見間違いか？」「オタの俺でもこれはどうかと思うぞ」とAKBファンですらも恐怖を覚える仕様となっている。

　そんな非道アプリの第1弾「場空缶」だが、詳しく言うとただの空気ではなく、6月18日に開催されるAKB48の「選抜総選挙の会場の空気」という名の、やっぱりだたの空気だ。総選挙会場の緊張感ある空気が詰め込まれた缶に、総選挙当日の本人写真付きというものだが、「うん、空気だね」「これはまぎれもなく空気」「予想以上に空気だった」「ヲタどもの汗と涙と体臭の空気」と、当然のごとく批判を集めている。

　また、総選挙当日とアプリのリリース日がかぶっているので「商品ないのに、ゲームやらす気か」という意見も出てきているのだが、そこは名プロデューサー秋元康。AKBグループメンバーの総選挙用ポスターのデザイン缶をすでに30,000缶も用意している。だが、これでは本当にただの空気なので、10缶に1缶は本人の直筆メッセージが封入されているとのこと。この商売上手っぷりには「ファンどもは推しメンのサインが出るまでやり続けるんだろうな」「こうやってファンから金を巻き上げる」「オタクがどこまでできるか遊んでるんじゃないのか？」「秋豚ついにここまできてしまったのか」「直筆って聞くとプレミア感あるが、どうせ見たことねぇ奴のサインしか入ってない」とこれまた厳しい意見が上がっている。

　景品は「総選挙の空気」以外のものも企画中だそうで、例えば「指原莉乃がバラエティ番組で思い切りスベッて凍りついた場の空気」や「渡辺麻友が部屋で髪を乾かしながら鼻歌を歌う場の空気」、「山本彩がギターを弾いて一体感高まるライブステージ上の場の空気」「松井珠理奈が楽屋で台本を必死で覚えている場の空気」など、色とりどりのただの空気が構想されているようだ。

　しかし、前代未聞の景品の内容に注目せずにはいられないという人も多いようで「まゆゆだと思って蓋開けたら、さっしーだった…みたいなことも起こるのか？」「外れはキンタロー」「たまに卒業したはずの川栄の足の臭いが混ざってるww」「AKBの匂いは缶詰工場の匂いと同じってことか」と、楽しみだにししているものもいる。

　批判的な意見が目立つアプリだが、一応空気だけでなく『ワンピース』（フジテレビ系）や『新世紀エヴァンゲリオン』（テレビ東京系）、ディズニーなどのフィギュアやぬいぐるみも景品として含まれているということ。どんな景品が当たるのか、お金と暇が有り余っているのなら、話のネタに試しにプレイしてみるのもアリかもしれない。