『ドラゴンボール超』「トランクスは数字を持ってる」視聴率過去最高の8.4%!! 後番組『ワンピース』に迫る快挙の理由はシリアス路線?

1606_dragonballtrunks.jpg『ドラゴンボール超』公式サイトより。

 今月12日に放送されたTVアニメ『ドラゴンボール超』(フジテレビ系、以下『超』)第47話の視聴率が8.4%(ビデオリサーチ調査・関東地区、以下同)だったことがわかった。これは同アニメ放送以降最高の数字で、この躍進は新たに始まった“未来トランクス編”と大きく関係していると言われている。

 未来トランクス編は、『超』放送開始以降の話の中では圧倒的に“シリアス”と評判で、まだ未来トランクス編が一話しか放送されていないにも関わらず「すごいおもしろい滑り出しだな…期待できそう」「こいつはやべえ…」「マイが可愛いから見る」と、今までとはケタ違いの注目度を誇っている(記事参照)。

 また未来トランクス編はシリアスなところだけではなく、トランクスというキャラクターそのものの人気も期待を上乗せしていると評判である。トランクスは『ドラゴンボール』きってのイケメンキャラ。作者の鳥山明も「女性人気を狙った」と公言しているが、それが見事的中。『週刊少年ジャンプ』(集英社)で『ドラゴンボール』のセル編が連載されていた際の「人気キャラ投票」では、初登場のフリーザ撃破以降全く活躍していないにも関わらず1位の孫悟飯、2位の孫悟空に次いで3位にランクイン。また、ブウ編終盤の連載中に行われた「人気キャラ投票」でも、もう登場すらしていないのに1位の悟空、2位のベジータに次いでまたも3位にランクインしている(この時は少年トランクスが登場しているのだが、ランキング表のイラストが未来トランクスで「覚えていてくれてありがとうございます」と言っているため、未来トランクスに票が投票されていたと思われる)。

『超』の視聴率はこれまでは初回放送の7.9%が最高で、その後劇場版の焼き直し展開である「破壊神ビルス編」「フリーザ復活編」が続く間は、最低で4.7%まで落ちるなど苦戦が強いられていた。しかし、完全オリジナルの「破壊神シャンパ編」が始まると数字は徐々に回復、悟空のライバルになる新たなキャラクターたちが一斉に登場した第32話『試合開始だ! みんなで「名前の無い星」へ!』は初回を除いた中では最高の7.3%を記録した。その後も、悟空VSヒットのバトル回である第39話『成長した”時とばし”の反撃!? 出るか!? 悟空の新たな技!』が7.1%とこちらも7%超えとV字回復中ではあった。

 そして今回の「未来トランクス編」の一話目が8.4%と超回復をしたわけだが、実はこの数字には一つ面白い点がある。それは『超』の後に放送されている『ワンピース』(フジテレビ系)が、ほぼ平常運転の8.6%だったという点だ。『超』と『ワンピース』は視聴者層が被っているのか、『超』の数字があがれば『ワンピース』の数字もあがるといった具合で、『超』が7%台に上がれば『ワンピース』は9%台になり、『超』が5%台に下がれば『ワンピース』が7%台に落ちる……と、平均して常に2~3%ほどの開きを保つなど、2番組の数字はほぼ連動していた。

 しかし、今回の放送は8.4%と8.6%とわずか0.2%しか開きがない。このことから、「たまたま早起きした人が多いんじゃなくて、純粋に『超』だけが見たくて見たって人が多いんだな」といった意見もある。

 SNSを見ると「今のドラゴンボール面白そうやん 未来トランクス編見てみようかな」「すっげぇ面白くなってそう、観ようかな」「未来トランクス編はちゃんと見ようかなあ」「DB超、舐めてたけど昔と違って展開早いし面白くなってきた。毎週ちゃんと見よう」と、離れていたっぽい人からの視聴宣言続出。また「未来トランクスが好きな自分得すぎてやばい、未来トランクスは本当かっこいい」「DB超に未来トランクスが出てきたって聞いて、そこだけちょっと見たいかも。未来トランクス大好き」「個人的に未来トランクスのビジュアルがめっちゃ好きなわけで」「未来トランクス好きだからそれだけで見る価値が」とイケメンに釣られる人も多数。『超』の視聴率が後番組の『ワンピース』を超えるという快挙達成も近いかも!?

『ドラゴンボール』の秘密

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