杜の都に響く少女の歌声!『ミュージックパーク × TOKYO IDOL PROJECT in SENDAI 』参戦レポート

 そして、今回のライブ最後を締めくくるのは、仙台のアイドルグループ「sendai☆syrup(センダイシロップ)」。最初に最年少のDJひなたが登場し、客をあおる。ヒートアップする会場。盛り上がりが最高潮に達したところで残りのメンバーが登場。熱くなった会場をさらに熱くするようなパワフルなステージ。観客とメンバーとが一体となって、このフェスのエンディングを最高のものにした。

1605_TIP_0068_original.jpgパワフルなステージでトリを飾った「sendai☆syrup」

 以上、全17組、6時間に渡ったフェスが終了した。

 今回のイベントに参戦して、まだまだ日本各地に魅力的なアイドルがいるものだと痛感した。福岡や名古屋など、アイドル激戦区といわれるところは多いが、東北もここまでアイドル文化が成熟しているとは思わなかった。

 そして、今回のイベントは、ライブ全体を見て、構成が良かったと思う。当然、移動時間などの都合もあるだろうが、地元アイドル→東京のアイドル→地元アイドルという流れは、見ていてちょうど良い緩急ができていたし、それぞれの魅力をベストな状態で見せられたのではないだろうか。

 また、東京から参加したアイドルユニットも、東北出身者や仙台にゆかりのあるメンバーがいるなど、アイドルファンなら「ニヤリ」とするようなキャスティングがされていた。

 当然、ファンもそのことには気づいており、特典会などでは、その話しで盛り上がった人も多かったのではないだろうか。

1605_TIP_0051_original.jpgはちみつロケット特典会の様子

 今回のフェスでは、東京のアイドルを仙台の人に知ってもらうこと、そして東北のアイドルを東京から来た人に知ってもらうこと、この2つの目的が十分に達成されていた。

 東京から遠征した私の所感で言わせてもらうなら、交通費こそかかるものの、計画を立てるところから、出演するアイドルの事前情報を調べている時間(このようなイベントに参加する際は、知らないアイドルでも事前に情報を仕入れて行くと、倍楽しめるのでおススメ)、移動中の車内での高揚感、現地でのヲタ仲間との交流など、本当に楽しいことが満載のイベントであった。

 特典会も含め、イベントは21時に終了。帰りの夜行バスまで時間があるので、仙台の街に繰り出すことにする。そろそろ出演したアイドルたちが「○○ちゃんと一緒に写真撮りました!」などといったツイートを上げてくる頃だろう。それらを肴に、地元の酒でも飲むことにしよう。

1605_TIP.jpgライブ終わりに一杯。三陸産のほや酢(中央)と仙台ホルモン(右)

 至福の時間は、まだ終わらないのだ。
(文=プレヤード)

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