訓練されたSKEオタに、でんぱ組流れの“やらかし”……『TIF』でアイドルオタの民度に明暗が!

『ラブライブ!』のラブライバーなど、アイドルのライブイベントで何かと話題となることが多いファンのライブマナー。1・2日にお台場・青海周辺エリアで開催された『TOKYO IDOL FESTIVAL 2015(TIF)』では、アイドルオタたちの“民度”によってステージの明暗が分かれていたという。

「昨年はあるアイドルグループのライブ中、ジャンプ行為を繰り返したファンがいたということで、ライブを一時中断する事態が起こってしまいました。その反省からか運営側も今年は腰を据えたみたいで、各ステージごとの監督が、少しでも禁止行為が起こった際に、『禁止です!』とテープを流すのではなく、マイク越しの生の声で注意を促してましたね」(アイドルライター)

 その「秩序を作り出そう」という意識は、ステージ上のアイドルたちにも伝播。SKE48の会場では、こんな光景も見られたという。前出のアイドルライターが続ける。

「Zepp DiverCityが会場だったのですが、大量の観客が詰めかけたんです。SKE48をひと目でも見ようと観客たちは前へ前へと押しかけ、最前列に至っては将棋倒しになる危険もあった。そこで、SKE48メンバーは3曲パフォーマンスを終えた後、『みなさん一歩ずつ下がりましょう!』と呼びかけ、場内の観客は一斉に一歩ずつ後退。よく訓練されてるなぁと感心しました」

 ほかの会場でも一歩下がるまではいかなくとも、アイドルたち自身から安全面を意識したマナーを積極的に発信する姿が見られたという。しかし、そこはアイドルオタクたち。テンションが上がり切ってしまうと、抑えのきかない“トランス状態”に突入してしまうステージも。

「“妄キャリ”で売り出し中の、妄想キャリブレーションのステージは違いましたね。もともと妄キャリは、でんぱ組.incの妹分という立ち位置だったのですが、近年、でんぱ組で暴れられなくなったファンが、そちらに流れているんです。というわけで、ライブもお祭り騒ぎ状態。禁止事項のモッシュと見えるような“やらかし”行為もあり、これにはステージ監督の苦い顔が浮かぶようでした」(別のアイドルライター)

 そんな民度の違いが垣間見えた『TIF』だが、過去最高の5万1000人以上を集客。そのフィナーレとなったSMILE GARDENの「IDOL SUMMER JAMBOREE ENCORE」では、プロデューサーらしき人物が裏側からマイクで「来年もまた会おうね!」と、来年の『TIF』開催を予感させるコメントもあるなど、今後にバトンをつなげる形で終えられたものとなったようだ。

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