AV女優も出展!選挙カー対決から“う◯こ”まで!? 今年もカオスだった「ニコニコ超会議」に行ってきた

■ジェンガゲームに込められた思い

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「超まるなげひろば」の一角では、真剣勝負が行われていた。「自宅警備隊宅外派遣企画部」による巨大ジェンガゲームだ。なぜジェンガゲームなのか、聞いてみた。代表の方、曰く「いろいろな企画は思い浮かんだのですが、今回に関しては、僕らは無職というテーマで活動していますので、“人生が積む”とかけまして、人生を積みましょうということで、ジェンガゲームが採用されました」ということらしい。毎回ユニークなテーマの企画を出している、自宅警備隊。来年も期待したい。

■360度どこからでも見られる金魚

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 企業によるブースには、不思議なものがあった。「NTT超未来大博覧会2016」にあった、360度から見える球体のディスプレイだ。球体の中を、金魚がゆらゆらと泳いでいる。これは、48枚のスマホを使って実現しているそうで、2台のスマホの間にハーフミラーを挟んで3Dに見せる技術はNTTが、球体に映像を映す技術は、東北大学のものだという。ちょっと前までは、SFの世界でしか見られないような技術が、こうして現実になっているのをみると、長生きはするものだなと思ってしまう。

■自民党vs共産党!選挙カー対決

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 今回のニコ超では、自民党と日本共産党が選挙カーを展示していた。そこで、自分の党の選挙カーの方が優れているという点を、自民党、日本共産党にそれぞれ挙げてもらった。まずは、自民党。「マイクが2つ付いていますが、これが非常に高性能なスピーカーを使っているので、より遠くまで声が聞こえます。それも、雑音が入るとかではなく、クリアに聞こえます。だから、スピーカーに高性能なものを使っているのが大きいと思いますね。たぶん、他党さんは、スピーカー自体が小さいと思います。車体は、トヨタのコースターをベースに、中は特に音響まわりで大改造しています」とのこと。

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 続いて、日本共産党の選挙カーは、「一番は、スピーカーです。上昇するんですよ。上昇ポールといって、半径500mくらいの人たちに、気持ちのいい音で、耳にちゃんと伝わる音で聞いてもらえるのが、一番違いますよね。あと、選挙カーは、既製品ではないんですよ。トラックのボディを使って、全部一から作っているんです。共産党の選挙カーは、だいたい1960年代末くらいから、ずっと使い続けてきて、上昇ポールもそうですが、こういう風にした方が、街頭演説をよく聴いてもらえるという積み重ねできたので、知恵と工夫がいっぱい詰まっています」

 ちなみに、両党とも、選挙カーのお値段は、企業秘密だとか。ともあれ、選挙カーのこだわりは、音にあることがわかった。街頭演説で見かけた際は、音の違いも聞き比べてみたいところだ。

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