AV女優も出展!選挙カー対決から“う◯こ”まで!? 今年もカオスだった「ニコニコ超会議」に行ってきた

■小さなミジンコさんの大きな魅力

1605_niconico_tuika_01.jpg

 今回、謎のブースといえたのは「超ミジンコ」ではないだろうか。ニコニコ動画とミジンコの出会いは、昨年7月の「ニコニコ23.5時間テレビ」で、20時間ぶっ続けでミジンコのお見合いをする企画を行ったことに端を発する。その後、12月24日にも6時間ぶっ続けでお見合いをさせ続けるも、交尾成功にならず、その第3弾が今回の超会議だそうだ。「そもそもこの企画に至る経緯というのが、日本に生息するミジンコだけが、雄が生まれても交尾をせずに繁殖する形態になってしまっていることにあります。その原因も不明ということで、生まれてきて交尾せずに死んでいく雄はかわいそうじゃないかという発想になり、我々ニコニコの運営が東北大学に依頼し、ミジンコのお見合いを応援する企画を作りました」と熱く語る、ブース担当者。

 ミジンコの魅力はどこにあるのだろうか、詳しく聞くと、「超会議は、いろいろと大きい展示物や珍しいものとかがあると思います。でも、ミジンコはそこら辺にいる生き物なんですよ。小さいけど、ミジンコについて知らないことはいっぱいあります。身近なところに、そういう面白いものがあるというのが、ミジンコの面白さだと思います」という熱い答えが。ミジンコの面白さにも触れられるのも「ニコニコ超会議2016」ならではなのかもしれない(!?)。

■ニコニコ超会議はN高の文化祭でもある

「ニコニコ超会議2016」は、実はカドカワが作ったネットの高校「N高等学校」の初の文化祭でもある。N高生たちが「超フードコート」で模擬店を出しているということでお邪魔してみた。まさに「文化祭」という楽しい雰囲気が伝わってきた模擬店。フードは、事前に生徒全員にアンケートを取り決めたそうだが、最初に決めたホットドッグとポップコーンより、後から追加で決まったパンケーキの方がよく売れているそうだ。実際に参加した感想を聞くと、「普段はslackというコミュニケーションツールを使って会話をしていますが、実際に会って話すとコミュニケーションが盛り上がって楽しいです」と女子生徒さん。

1605_niconico_tuika_02.jpg

 入学して1ヵ月。理論的に説明してくれる授業で勉強がはかどり、中学時代よりも効率よく、楽しく勉強ができているそうだ。この日は、世界のプログラミングハッカーコンテスト3位の清水郁実くんも模擬店に参加。ニコ超がN高等学校の文化祭であることについて聞くと、「いい取り組みだと思います。ドワンゴさんが教育事業に関わっている強みというか、すごい集客力を持っているので、上手くいかせているなと思います」と鋭いコメントをいただいた。

 今回も、変なもの、変ったもの、すごいものなど様々なものがカオスのように混在した「ニコニコ超会議2016」。「ニコニコ超会議2017」の開催も無事決まった。来年はどんなものが飛び出すのか、今から期待したい。
(取材・文/桜井飛鳥)

AV女優も出展!選挙カー対決から“う◯こ”まで!? 今年もカオスだった「ニコニコ超会議」に行ってきたのページです。おたぽるは、イベント情報・レポアニメの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!