「Palet」や「さんみゅ~」など、注目キャストが社会問題に踏むこむ舞台『みちこのみたせかい』記者発表会レポ

1405_alicein_04.jpg主演・敷島未知子役の古橋舞悠。

 主演・敷島未知子役の古橋舞悠(元アイドリング!!!)は、本格的に演技を始めたのが、昨年10月に上演された劇団コラソン第35回公演『ハローウィン』以降だが、中学時代から演劇部に属していたこともあって、芝居への抵抗はないだろう。記者発表の時の感じたが、自分の言葉でしっかりと話す姿勢がすでに座長としての貫禄さえ見せていた。

 今年、2月には朗読歌唱劇『あの日、たしかに私たちは「アイドル」だった。』や3月の舞台版『てーきゅう~先輩とめぐりあう時間たち~』でWキャスト主演を果たすなど、女優として大きくステップしていく今を見るのも、今作の楽しみの一つではないだろうか。今回初めて脚本を見た時に「難しい言葉があるな」と台詞に普段使い慣れない言葉が多いことに戸惑いを見せた様子。ただ、難しい単語を台詞の中でわかりやすく伝えるようにしているので、初めて観る方にも楽しめる作品になっているとのこと。また、演じる敷島美知子は、「昔と今と二つの世界を行ったり来たりしている役」でその中で成長していく美知子の姿を見てほしいと語った。

1405_alicein_05.jpg井村解(かい)役の藤本結衣。

 井村解役の藤本結衣は、現在アイドルグループpaletのメンバーとしても活躍中。今年4月6日から上演された舞台『真田十勇士』に出演し、小松姫役をつとめたのは記憶に新しい。主演の古橋舞悠とは、とても気が合う様子で、記者会見後のフォトセッション中も終始隣同士で笑顔を見せていた。役柄としても接点が多いことが予想され、息の合った演技が期待される。

 藤本も台本をもらった時に「なんて台詞の多い台本なんだ」とビックリしたよう。藤本がキャストとして加わる発表が最後になったが、後から参加する藤本に対して座組の皆が積極的に「話しかけてくれて、素敵な皆さんと一緒に出来ることを幸せに思っています」と語った。役柄について「解は頭が良くて、全力で結(空美夕日)を守りつつ、おばあちゃんである美知子を助けようとする子」とのこと。藤本の実年齢より5歳ほど若い役で子供らしい一面もあるという。その解が成長していく姿を見てほしいと語っていた。

1405_alicein_06.jpg織部絹江役の長谷川怜華。

 織部絹江役の長谷川怜華(さんみゅ~)は、昨年末に舞台、『このニャかに人猫(じんびょう)がいるニャ』に、出演している。この時は、長谷川が所属するアイドルグループ、さんみゅ~の野田真実と一緒の出演だったが、今回は単独。長谷川も「今回はメインキャストとして台詞もたくさんある」と気合が入った様子だった。

 75歳という役柄の織部絹江を演じることについて「その雰囲気を観てくださる方たちにしっかりと伝えたい」と意気込みを語った長谷川。「美知子の大親友役として彼女を助けるために一生懸命な姿を見て欲しい」とアピールしていた。

1405_alicein_07.jpg井村結役の空美夕日(そら みゆか)。

 井村結役の空美夕日は、初舞台としてこの役に挑む。台本を見た時に「話が理解できなかったのですが、稽古を進めて行くうちに、だんだんわかって来た」とのこと。演じる井村結については「勉強の出来ないところが自分と似ています」「話の意味が分からなくて口を開けているシーンがあるのですが、本当に分かってないんです」と語り、キャストたちの笑いをさそっていた。

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