i☆RisにBerryz工房など注目キャスト目白押し！ “女性オンリー”の舞台『クォンタム・ドールズ～量子境界の遊歩者～』

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　2016年1月6日（水）から、アリスインプロジェクトの新春公演として舞台『クォンタム・ドールズ～量子境界の遊歩者～』が上演される。それに先立って、12月26日、東京・新宿村WESTにて公演記者発表会が行われた。

　フレッシュな女優、 女性アイドルでキャストを固める演劇カンパニー 「アリスインプロジェクト」。2016年、新年の幕開けは新作『クォンタム・ドールズ～量子境界の遊歩者～』。あらゆる武器を転生させ、少女精霊として使役する乙女たちが織りなす運命の戦いを描く。演出家に『魔銃ドナー』『新・戦国降臨ガール』『ヨルハVer.1.1』のヒットも記憶に新しい、まつだ壱岱氏を迎える。また、TEAM AZURA指導による剣殺陣とガンアクションで、ガールズ演劇界最高峰のステージを彩る。

　出演は、声優アイドルグループi☆Risから茜屋日海夏と澁谷梓希、2015年3月に惜しまれつつ無期限活動休止を宣言したBerryz工房の須藤茉麻、元SKE48の加藤智子、STAR☆ANISの遠藤瑠香、ミルキィホームズシスターズの伊藤彩沙、友情出演にSKE48研究生の今出舞と元℃-uteの栞菜、そしてさらに元SDN48の梅田悠など、アイドルや女優など女性キャストオンリーの総勢37名となっている。

演出・まつだ壱岱氏。ガールズアクション演劇『戦国降臨ガール』シリーズなど多数の作品を手掛ける。

　まつだ壱岱氏は本作について、「すごく複雑な世界観になっていて、それを紐解く作業をずっと続けていた」とのこと。12月24日のまつだ氏のTwitterでも、「いつも通り、丁寧に世界観を辿って演出してきました。 それで、今日頭から流したらなんかとんでもないことになってました。 これが、クォンタムか」とのつぶやきがあり、新作として上演される『クォンタム・ドールズ』の世界を作り上げるにあたって、かなり練りに練った様子がうかがわれた。物語の中で「少女たちが武器になる」という設定に取材に訪れた記者たちも理解をするのが難しいという表情をしていたが、「難しい世界をわかりやすくシンプルに」作ったとの説明もあった。そして武器が喋るとも。

　全体的なストーリーとしては、「（表面上では）戦争のなくなった世界で、少女たちが代理戦争を行う」という内容とのこと。「平和を保つ9つの柱」を巡って、それを奪おうとするアーデルハイド（梅田 悠）が暴れまくるというアクションストーリーだそうだ。

　ちなみに、「インヘリアル」という精霊が少女たちに帯同し、いざ戦いになると武器になる（「エンゲージ」する）という展開らしい。言葉だけでは理解するのが難しいので、早く実際に見てみたいところだ。

主演・阿良木明里役の茜屋日海夏（あかねや ひみか）。i☆Risのメンバーとしても活躍中。

　主演・阿良木明里役の茜屋日海夏は、アニメ『プリパラ』の主人公・真中らぁら役や『Dance with Devils』の立華リツカ役など声優として活躍している。舞台経験こそないものの、声優としてさまざまな役と演じてきた彼女にとっては、初舞台初主演というハードルも高くはないのではないだろうか。記者発表会では、演出のまつだ壱岱氏に代わって、物語について説明を行い、しっかりとした女性という印象を受けた。座組のスタッフや共演者について、「みなさん温かくて、たくさんたくさん支えてくれるので、稽古がとても楽しい」と語っていた。また、本作では殺陣もあり、とても新鮮に感じたとのこと。声だけでなく身体を使った表現にも、戸惑うことなく順調な仕上がってきているようだった。

 
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