『甲鉄城のカバネリ』『坂本ですが?』、ダークホース『ふらいんぐうぃっち』!……今春は大豊作! 2016年春アニメ人気30作品ざっくりレビュー!!(後半戦)

・4月9日
『境界のRINNE 2期』
昨年4月~9月に放送された前シリーズに続く、高橋留美子原作の学園&霊界ラブコメの第2シリーズ。第1話(通産26話目)も安定した出来だし、OP・EDも新規アニメだったし、前シリーズを見てきた人にとっては、満足できる内容だったと思う。ただ、第2シリーズ1話目、というよりは完全に前シリーズから続く26話目という扱いで、キャラクター紹介や前シリーズのおさらい的なものはあまりなかったので、前シリーズや原作コミックでの復習が必要かも。ただ、『ログ・ホライズン』シリーズなどもそうだが、NHK Eテレのアニメ枠はしっかりと話数がかけて物語を消化できるうえに、手厚い再放送もある。この枠で放送される作品、というだけでもっと注目されてもいいのでは、と思う。Twitterフォロワー数:約17,000

『田中くんはいつもけだるげ』
タイトルどおり、無気力でけだるげで寝てばかりの“担がれ系男子”田中くんと、無口だが何か田中の世話を焼く太田くんのゆるい日常を描く学園コメディ。田中くんと太田くんというネーミングで、どうしても「爆笑問題」を連想してしまうので、個人的にはあまり可愛い! とならなかったのだが、女性アニメファンはキュンキュンしているようなので、きっと問題ないのだろう。やはり間が持たないのか、原作にない動きを追加してきている。気にならない程度ではあるが、これ15分枠とかだったら、もっと良かったのではないか、と感じたりもしたが、どうだろうか。ほとんど出番はなかったが、宮野、白石と女子キャラのルックスも可愛かったので、彼女たちの動くとこも早く見たい。Twitterフォロワー数:約44,000

『キズナイーバー』
感想を一言で言うならば、実にTRIGGERっぽい第1話だったといえる『キズナイーバー』。人工島を舞台に、“傷の痛みを感じない”少年・阿形勝平は、謎の少女・園崎法子の手引きで痛みを共有する仲間「キズナイーバー」の一人に選ばれてしまう。“傷”を繋げて痛みを共有する少年少女の“絆”というのがストーリーの肝になりそうなのだが、演出は派手だし細かいし、7人のキャラクターがそれぞれ個性的で、お話がこれからどう転がっていくのか、さっぱり読めない。少年少女の青春群像劇、というところに、シリーズ構成・脚本を務める岡田麿里っぽさを感じる次第だが、女性キャラクターが皆可愛かったので、ぜひとも続きを見てみようと思う。なお、今クールでは岡田は『迷家―マヨイガ―』でもシリーズ構成だし、三輪士郎(キャラクター原案)も、『ジョーカー・ゲーム』でもキャラクター原案を務めている。3作を見比べてみるのも楽しいかも。あと、パンツは最後まで見せない方針なのだろうか。気になる。Twitterフォロワー数:約32,000

『ハイスクール・フリート』(旧『はいふり』)
1話目を見て、一番驚かされたのがこの『はいふり』、いや正式名称『ハイスクール・フリート』だったという人は、きっと多いはず。『のんのんびより』原作者・あっとがキャラクター原案とあって、海を舞台とした萌えアニメなのかと思いきや……いや、海を舞台とした萌えアニメなのは間違いないのだが、「国土の多くが水没した日本。会場の交通の発達により、海の安全を守る“ブルーマーメイド”が、女子の憧れに。岬明乃は“ブルーマーメイド”になるべく、海洋学校に入学し、早速海洋実習に出ることに」というストーリーから開幕した、ややミリタリー&海&萌えという作品だったのだ。とはいえ、きゃわいい幼女(回想シーン)、5分足らずで女子高生を濡れて透けさせるなど、構成は有能だし、『がっこうぐらし!』のように実はゾンビものだった、ということもない。百合っぽさもあるし、“超弩級教育艦武蔵”をはじめとして、艦船たちも出てくるし、主人公が実習艦とはいえ艦長を務めるとこから始まるところもおもしろい。急に戦闘が始まってどう受け止めていいのか、正直わからないのだが、ともあれ2話がすごく気になる。これは楽しみ。Twitterフォロワー数:約27,000

ふらいんぐうぃっち Vol.1 [Blu-ray]

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1話目のみとはいえ、30本も見たの久しぶりで、疲れた

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