映画『ドラえもん』がV3を達成!! 『僕街』『ちはやふる』のマンガ原作実写映画対決は『僕街』に軍配!!【週末映画興行成績】

1603_eiga1920.jpg映画『僕だけがいない街』公式サイトより。

 3月19日~3月20日分の週末映画興行成績(興行通信社)が発表されたので、今週もオタク目線でお届け。

 先週と同じく1位を獲得したのは、『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』。週末2日間の動員は約34万7,000人、興収約4億円と、先週と大差のない好成績をキープし、初登場から見事V3を飾った。興収は祝日の21日までで合計20億円を突破。『ドラえもん』アニメ映画(3DCG版『STAND BY ME ドラえもん』を除く)でNo1の興収を記録する、『ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』の39.5億円を突破すると予想されるている。

 大ヒットの『ドラえもん』に届かなかったが、初登場で2位にランクインしたのは、TVアニメも好評な『僕だけがいない街』(作:三部けい/KADOKAWA)。オープニング2日間での成績は動員16万9,500人、興収約2億2,000万円と好記録だったのだが、『ドラえもん』の壁は厚かったようだ。原作マンガは今月4日発売の「ヤングエース」(KADOKAWA)で最終回を迎え、放送中のアニメも最終回を目前に控えた『僕だけがいない街』。映画『デスノート』や『カイジ 人生逆転ゲーム』など、マンガ原作の実写映画に出演してきた藤原竜也が主演とあって、「原作知らんが藤原竜也だから観に行く予定」、「藤原竜也は何やらせても合うだろ。マンガ顔なんだよ」と、やはり称賛の声が上がっている。絶叫するシーンもあるみたいだし、起用は吉と出たのかもしれない。

 続く3位は、ディズニーピクサー最新作の『アーロと少年』が先週から1ランクダウンでランクイン。製作総指揮を務めたジョン・ラセターの自信作とあって、鑑賞してきた人たちからは評価は高いが、思ったより成績は伸び悩んでいるようだ。

 そして4位には、『僕だけがいない街』と同じくマンガ原作の実写映画『ちはやふる 上の句』(原題『ちはやふる』作:末次由紀/講談社)が動員約14万6,000人、興収約1億7,900万円で初登場。原作は累計発行部数1,600万部を突破した人気作。2011年、13年に放送されたTVアニメも実に出来が良かっただけに、主人公の綾瀬千早に映画初主演の広瀬すずを迎えた期待作だったが、『僕だけがいない街』には及ばず。
 
 広瀬のビジュアル解禁時には「思ったよりかわいい」「再現度高いな!」「原作よりかわいいのは珍しい!」と肯定的な声が上がっていたが、「男どもの配役が酷い」「太一と新の配役が逆だろ」と、綿谷新役を演じる真剣佑と、真島太一役を演じる野村周平に感じた違和感が敗因だろうか。藤原竜也を起用すればよかったのに。ややコケ気味だが、4月公開予定の『下の句』は大丈夫なんだろうか。

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