ラグビーW杯イヤーに朗報到着!『ALL OUT!!』TVアニメ化決定で、国内初のラグビーアニメ誕生へ

150917_AO.jpgTVアニメ『ALL OUT!!』公式サイトより。

 雨瀬シオリの人気マンガ『ALL OUT!!』(講談社)のアニメ化が決定! アニメ公式サイトやTwitterも開設され、原作ファンとラグビーファンを喜ばせている。

『ALL OUT!!』は「モーニング・ツー」(講談社)で連載されている、高校ラグビー部を舞台にしたラグビーマンガ。初心者でチビだが、気が強い主人公の祇園健次と、身長は高いが気の弱い岩清水の1年生コンビが成長していくさまを描いていく。2012年11月より連載が開始され、今月23日には単行本第7巻が発売予定。

 先日もお伝えしたとおり(記事参照)、リアルラグビーのほうも「ラグビーワールドカップ(以下W杯)」の開幕(9月19日)を直前に控えているし、今回の日本代表は歴代最強と評する声も高い。ラグビーマンガのアニメ化発表にベストなタイミングとなっただけに、ネット上では歓迎ムード一色だ。

 だが一方で、1チーム15人ものプレイヤーが激しく錯綜するラグビーという競技を、アニメで魅力的に描けるのか、懸念する声が早くも上がっている。ラグビーよりもプレイヤーが少ないサッカーや野球を題材としたアニメでも、「動きが残念」「こんな動きにはならんだろ」「物語はいいけど……」と何かと作画は批判されがち。多くの人間を激しく動かすのは、それだけ難しいし、アニメスタジオにとって大変な労力なのだ。

 加えて心配なのが経験者の少なさ。例えば野球の全国高校野球大会への参加チームは4,000校弱もあるが、ラグビーは1,000校弱と約4分の1だ。当然それだけ野球経験者は多いし、学生時代の体育の授業などで軽く触れたり、なんとなく動き方を知っているアニメーターも多いことだろう。この“なんとなくでも知っている”かどうかが、「こんな動きにはならんだろ」という作画になってしまう事態を避けられるか否かの、境目になったりするのだという。

 アニメのスタッフ・キャストは未発表だが、アニメ製作陣は、そんなファンの心配を吹き飛ばすことができるのか。激しいコンタクトに戦術、そして“ALL FOR ONE”の精神と、題材としてのポテンシャルは決してほかのスポーツにも見劣りしないはず。ラグビー日本代表の活躍ともども、国内初のラグビーアニメ『ALL OUT!!』の健闘を期待したい。

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