野球ファンのおじさんもご満悦!?『ここさけ』『あの花』2大ヒロインの始球式に声優ファン大興奮!

1509_shikyushiki.jpg『心が叫びたがってるんだ。』公式Twitter(@kokosakeproject)より。画像左、茅野愛衣。右、水瀬いのり。

 19日の公開を控えた映画『心が叫びたがってるんだ。』(以下、『ここさけ』)の成瀬順役・水瀬いのりと、アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(以下、『あの花』)の本間芽衣子(めんま)役・茅野愛衣が、13日の埼玉西武ライオンズ対千葉ロッテマリーンズ戦の始球式へ登場。人気声優2人の登場で、現場の西武プリンスドーム、ネット上ともにかなりの盛り上がりを見せた。

 アニメ『あの花』は2011年フジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送され、多くのファンが舞台となった埼玉県秩父に“聖地巡礼”に訪れるほどの人気作だ。また、TVシリーズ総集編(+α)として13年に公開された映画版も、興行収入10億円を突破。近年の“大人も泣けるアニメ”代表作で、今月21日には実写ドラマも放送される。

 一方、映画『ここさけ』は、その『あの花』のスタッフが再集結して作られた、オリジナル長編劇場アニメ。幼い頃、何げなく発した言葉によって、家族がバラバラになってしまった少女・成瀬順。二度と人を傷つけないよう、おしゃべりを封印され、携帯メールでしかコミュニケーションをとれない彼女が、ミュージカルに出演することになってしまう――というストーリー。

 主人公・成瀬以外の登場キャラクターも、本音を言わない少年・坂上拓実、甲子園を期待されながらヒジの故障で挫折した元エース・田崎大樹、恋に悩むチアリーダー部の優等生・仁藤菜月と、心に傷を持つキャラクターばかりで、『あの花』同様に“大人も泣けるアニメ”に仕上がっていそうだ。それを裏付けるように、試写会へ赴いた映画ライターや編集者などの評価は概ね高く、『名探偵コナン』(小学館)の青山剛昌氏が「『言葉は刃物』とボクも作中で書きましたが、まさにその通りだと痛感」、『ソラニン』(同)の浅野いにお氏が「不器用な登場人物達の一言一言に胸を打たれる」と各著名人も絶賛のコメントを寄せている。

 そんな2作品はどちらも物語の舞台を秩父としているという縁から、埼玉県を本拠地とする西武ライオンズの始球式へ茅野と水瀬が登場する運びとなった。『あの花』のスペシャルドラマが放送される日付にちなんだ“921”の背番号の入ったユニフォームを身にまとった茅野と、『ここさけ』公開日となる“919”の背番号の水瀬がグラウンドに姿を現すと、ファン約3万4,000人(満員)からは大歓声。

 マウンドより少し前からの投球だったものの、始球式自体も無事2人とも成功し「水瀬いのりさんの肩、強いな」「緊張した感じがたまらねー」と、見守っていた声優ファンを喜ばせた。また、始球式の後も水瀬が2回裏、茅野が3回裏に場内アナウンスでキュートな声を響かせたり、ラッキーセブンにはライオンズファンの小学生や埼玉県内のゆるキャラ16体らと一緒に観客を盛り上げるといったパフォーマンスもあって、野球ファンのおじさんたちもご満悦。

 さらに、興奮に包まれたのは試合会場だけではない。会場の様子は現場に足を運んだファンによる、「連打で1点返した!! 水瀬様と茅野様の応援効果か!?」「水瀬いのりちゃんのウグイス嬢、最高だな」「茅野愛衣さんのポニーテールがヤバイ」といった実況も大盛り上がりとなっていた。

 なお西武ライオンズは、茅野と水瀬の始球式以外にも、アニメ『ダイヤのA』『おおきく振りかぶって』『らき☆すた』など、数多くのアニメ作品とのコラボレーションを展開し、ファンを喜ばせている。茅野と水瀬が訪れた対千葉ロッテマリーンズ戦は、秋山翔吾選手が今季200本安打達成、菊池雄星投手がプロ野球左腕史上最速&自己最速を大幅に更新する157キロをマーク、そして茅野の誕生日とトピックが目白押し。西武ライオンズは試合に敗れてしまったが、野球ファン、アニメ・声優ファンともに満足できる1日となったようだ。

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