綾波レイが「AERA」に登場! 果たしてその狙いとは!? 結局宣伝だったようです……

0824eva.jpg朝日新聞出版社「AERA」公式サイトより

 本日(24日発売)の「AERA」(朝日新聞出版社)8月31日号に、『新世紀エヴァンゲリオン(以下『エヴァ』)』シリーズの綾波レイが登場! 劇場版の続報は少なく、公開予定年すらあいまいなのに(一部週刊誌の報道では2015年冬説も)、コラボグッズや商品ばかりがやたらと元気、という現状に心が折れつつあるファンを喜ばせている。

 アニメキャラクターが一般誌の表紙を飾ることは珍しくないが、寒いオヤジギャグの車内広告で有名な「AERA」は、朝日新聞出版社が発行するお堅い雑誌だ。特に描き下ろしとなると2003年4月7日発売号で同日が誕生日だった『鉄腕アトム』、さらに今年の2月23日発売号(3月5日号)で、『機動戦士ガンダム』のシャア・アズナブルが登場したことがあるぐらい(2月28日に上映が始まるOVA「機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル」の特集が同号に掲載されることにちなんだ企画)。

 さて本誌では、朝日新聞らしい『エヴァ』考のほか、庵野秀明監督のインタビューも掲載されている。聞き手をベテランのアニメ・特撮評論家の氷川竜介氏が担当しているだけあって、アナログからデジタルの移り変わり、3DCGの使い方、そして庵野の映像製作会社「カラー」設立の狙いについてなど、興味が持てる話題ばかりだが、期待の劇場版の新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の新情報はゼロ。

 さらに終盤は、その「カラー」と「ドワンゴ」が「ニコニコ放送」で展開する、「日本アニメ(-ター)見本市」の話題へ切り替わる。「結局、宣伝だったのかよ!」と思わず突っ込みたくなるほどで、「わざわざ綾波を表紙に持ってきたんだから、もうちょっと何かあるのでは」といった読者の期待はまんまと肩透かしの憂き目を見るのだった。

 ちなみに「日本アニメ(-ター)見本市」には、今石洋之、吉浦康裕、板野一郎、そして庵野秀明と名だたるクリエーターが参加。この記事の持っていきかた=AERA編集部のセンスに立腹したとしても、それなりに見応えのある作品が多いので、覗いてみてはどうだろうか。

■日本アニメ(-ター)見本市
http://animatorexpo.com/

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