ゆきへの気持ちがつまった、『がっこうぐらし！』エンディングテーマ2曲を収録！黒崎真音『ハーモナイズ・クローバー／アフターグロウ』インタビュー！

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■両タイトル曲は、ゆきへの思いが詰まった楽曲

──『アフターグロウ』は後半のエンディングテーマです。『ハーモナイズ・クローバー』から一転して、どこかさみしさを感じるバラード曲ですね。

黒崎　この曲は、ゆきがめぐねぇ（ゆきたちから慕われる教師・佐倉慈）という身近な存在を失った時、どんな気持ちだったのか、ということを考えながら作りたいと思ったんです。ゆきは、ほかの人が見えていないものが見えたり、逆に見えているはずのものが見えていなかったりと、『がっこうぐらし！』という作品の中でも、一番びっくりしたキャラクターでした。そんなゆきが、いつか自分だけの答えが見つけられるんじゃないかなと思いながら歌った曲です。
『ハーモナイズ・クローバー』は暖かな夕焼けというイメージですが、『アフターグロウ』はちょっと青みがかった夕闇をイメージしていて、これから夜になって、今感じている悲しみや悩みに浸ってもいいよ。その果てに、きっと自分だけの答えが見つかるんじゃないかな、という私なりのゆきに対する気持ちを歌いました。

──どちらの曲も、黒崎さんのゆきへの思いが詰まった楽曲なんですね。

黒崎　私自身がゆきのことをすごく好きだし、彼女というキャラクターのインパクトに衝撃を受けたんです。だから、その気持ちがすごく乗っていると思います。アニメを見てからこのCDを聴いたり、歌詞を見た時に、「ここはあのシーンのことなのかな」とか「この歌詞はあの気持ちを歌っているっぽいな」という風に楽しんでもらいたいですね。そういう風に楽しんでもらえるのもアニメソングの魅力だと思います。

──ちなみに黒崎さんの好きなバラード系アニメソングは何ですか？

黒崎　Key作品のバラードが好きなんです。中でも『Last regrets』（PCゲーム・TVアニメ『Kannon』OPテーマ）が好きですね。LiSAちゃんの『一番の宝物』（TVアニメ『Angel Beats!』挿入歌）も世界観とばっちり合っていて、すごく勉強になりました。とにかくKeyの曲は泣いちゃいますね……。

 
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