“宇宙”を描いてきたガイナックスの最新作『放課後のプレアデス』 宇宙ミュージアム「TeNQ」で実施中の企画展を訪問

150406_tenq_7「TeNQ(テンキュー)」の企画展「『宇宙』のえがき手」での『放課後のプレアデス』展示の一部。

 アニメ制作会社・ガイナックスの代表作といえば『新世紀エヴァンゲリオン』だが、同社の1作目をご存じだろうか? 1987年に公開された劇場アニメ『王立宇宙軍 オネアミスの翼』がそれである。異世界を舞台に、人類初の有人宇宙飛行を目指す人々を描いた名作だ。以来、同社は『トップをねらえ!』『天元突破グレンラガン』など、宇宙が舞台だったり、主人公が宇宙を目指す作品を作り続けている。『トップをねらえ2!』も主人公が宇宙に憧れるところから始まっている。

 そんな宇宙大好きなガイナックスの最新作が、この春から始まったテレビアニメシリーズ『放課後のプレアデス』。宇宙人によって集められた5人の少女たちが、壊れた宇宙船を直すため、宇宙に飛び散ったエンジンのカケラを集めていく中で、彼女たちの成長が描かれる。この『放課後のプレアデス』が、東京・文京区にある東京ドームシティ宇宙ミュージアム「TeNQ(テンキュー)」で開催中の企画展「『宇宙』のえがき手」で紹介されている。というわけで、いざ「TeNQ」に向かった。

150406_tenq_2最新のデータなどを確認できる。
150406_tenq_3イトカワにしがみついた気持ちになれるとか……。

「TeNQ」は、宇宙を「感動」を通じて身近に感じ、楽しめるよう構成されたエンタテインメントミュージアム。直径11メートルの巨大円形スクリーン「シアター宙(ソラ)」やプロジェクションマッピングを駆使した「はじまりの部屋」といった最新のビジュアル装置から、「サイエンス」のエリアでは東京大学総合研究博物館と連携して、エリア内に研究室分室、リサーチセンターを設置。研究室では本物の研究者たちが、日夜、太陽系内の惑星探査の研究をしている。だから研究室脇のモニタに映っている映像も、一般には公開されていないNASAからの最新映像データだというから驚き。諸々の数値も最新の観測データに基づき、常にアップデートされているという。

150406_tenq_8球体型ロボットをタッチパネルで操作できる!
150406_tenq_9星ごとの大きさの比率を体感できるテーブル。

 そうかと思えば、「イマジネーション」のエリアでは球体型ロボットを操作するゲームや、YES/NOを選んでゆく「宇宙自分診断」などの参加型コンテンツ、子供向けの惑星パズルなどがあり硬軟併せて幅広い楽しみ方ができる。今回施設内を見学させてもらっていたら、惑星パズルでケ●ロ軍曹を作っていた人がいたりして、そんなユルい側面に思わずニヤリとしたりもした。確かに宇宙人だけど(笑)。

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