20年ぶりに描かれる『王立宇宙軍~オネアミスの翼』のその後…GAINAXがついに『蒼きウル』の制作を開始

1412_aokiuru.jpg2018年公開予定の『蒼きウル』。

 GAINAXは同社の創立30周年企画作品として「蒼きウル」の制作を開始した。同社の劇場版アニメーション作品「王立宇宙軍~オネアミスの翼」(1987)の後の世界が描かれる。山賀博之が監督・脚本を担当し、「新世紀エヴァンゲリオン」などの貞本義行がキャラクターデザインを手掛ける。

 今回の「蒼きウル」の制作は、日本で多用される制作委員会方式ではなく、シンガポールにLLP(名称:Uru in Blue LLP )を設立した。このLLPを制作主体として世界中から資金と人材を集め、世界市場を狙う日本発のオリジナル劇場版アニメーション作品を制作する。

 監督の山賀博之は、「『蒼きウル』はGAINAXにとっても特別な作品。技術的にも、制作方式についても、既存の形ではなく、世界中の新しい技術を使い、世界中の優れたクリエイターたちと一緒に作成をしたい」と語っている。

 制作の概要については2014年12月5日から3日間シンガポールで行われるAnime Festival Asia 2014で発表される。

 2015年春には先行短編であるOverture版を発表し、本編同様世界で配信をする。詳細は未定だが、すでに日本はもちろん台湾やシンガポール・韓国・中東などの制作会社とは接触をし、協業をしていく予定にしている。今後さらに企業やクリエイターと会い、新しい技術も開発をしながら2018年に新しい戦闘機アニメーションがテイクオフすることになる。
【プレスリリースより】

LLPとは:リミテッド・ライアビリティ・パートナーシップ (Limited Liability Partnership; LLP) は、特定の事業を目的とする組合契約を基礎に形成された企業組織体である。

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