「コミケットスペシャル6」レポート

千葉市長にも突撃! “赤字上等”5年ぶりのオタクの祭典 「コミケットスペシャル6」レポート

 今回は通常の同人誌即売会にあわせて、日本国内外からイベント主催者やマンガやアニメを使った地域振興を行う組織が集う「OTAKU EXPO」も実施。また『黒子のバスケ』脅迫事件で、2012~13年に参加見合わせなどを余儀なくされたサークルや参加者へ、事件解決後に約束されていた救済措置としてのオンリーイベント「くろケット」を開催するなど、盛りだくさんのイベントとなった。

 初日の28日は、マンガ・アニメ・ゲームに関する議員連盟幹事の赤池誠章参議院議員らを招いた「OTAKU EXPO」の開会式からスタート。開場と共に、大勢の一般参加者がなだれ込んでいった。ただ、通常のコミケと違い、殺気立った雰囲気や身動きの取れない混雑がないのは、かえって新鮮。参加者も通常のコミケとは違う「祭り」であることを、よく理解して楽しんでいるようだった。

 そんな中でも行列が絶えなかったのは、企業ブースよりもフードブース。幕張メッセは二階から階段を降りてホールに入場する構造なので、階段部分にはフードブースからの食べ物の匂いが漂っているのだ。数々のフードブースの中でも、ケバブは安定の大行列。うん、オタクはなぜかケバブが好きなんだな。

150330_komike_2_3「IIJ」ブースの様子。
150330_komike_2_21「痛SIM」なんてのも販売されてました!

 さらに、今回のコミケットスペシャルでは、一部のホールで無料のWi-Fiが提供されるという新たな取り組みも。株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)が検証実験として提供したのが、それだ。

「これから東京オリンピックなど、数万人の人がひとつの場所でWi-Fiを利用する場面が想定されます。それを想定したデータ収集のためにコミケは絶好の場所なんです」(株式会社インターネットイニシアティブ担当者)

 通常開催のコミケでも無料Wi-Fiが提供されれば、カタログチェックなどはさらに便利になるはず。今後の提供も期待したいところだ。また、同社のブースでは外国人旅行者向けに“痛SIM”を販売しており、こちらも人気を博していた。

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