ご当地アイドルはただの町おこしアイドルではなかった！ “実力は全国区”はちきんガールズのワンマンライブに行ってみた

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　もちろんダンスも手抜きがない。本当によく動く。筆者はアイドルのステージを見る時に個々のダンス、そしてフォーメーションを見るのが好きなので、そこをおろそかにしているグループには興味が沸かない。激しく踊ってもぶれない歌。はちきんガールズのパフォーマンスは立派なエンターテインメントとして、ファンを裏切っていなかった。

　そして、トークも面白かった。梶原妃菜子さんの天然キャラが終始さく裂。一言で言えば天真爛漫、天然素材な彼女の口からは次々と面白い日本語が飛び出てくる。計算なのか、元々なのかまったくわからない。しかし面白い。笑いが止まらず、手が震えて撮影できない時間すらあった。

　ワンマンライブ前日に出演した、NHK『ワンセグふぁんみ』でも、「自炊」のことを「すいすい？　自分でご飯作ることって何て言うんだったっけ？」と発言していた梶原さん。彼女のボケに対して、本来ならリーダーの平田伊梨亜さんがツッコミを担当するらしい。だが今回、彼女は不在。ワンマンライブ当日も収拾が付かないかと思われた。しかし、石川さんと川村さんが平田さんの代役を果たしつつ、また客席からも絶妙なフォローが入り、さらに笑いのボルテージが上がっていた。

　少しばかり前後するが、はちきんガールズのリーダー・平田伊梨亜さんは10月からイギリスのオックスフォード大学へ半年間の留学中。この日は3人でのパフォーマンスとなった。

　当然、4人体制で組まれた歌割りやダンスのフォーメーションを3人に手直ししてのステージ。短時間のイベントならまだしも、1公演が1時間半にもおよぶワンマンライブでそれ行うことは簡単ではない。しかし、短期間でばっちり仕上げていた彼女たち。やはり只者ではない。

 
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